パラグアイ戦はベンチだった長谷部。すでにワールドカップを見据えていた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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[国際親善試合]日本4-2パラグアイ/6月12日/チボリ・シュタディオン
 
 日本代表がパラグアイ代表に4-2で快勝し、西野体制での初白星を飾った。
 
 この試合で日本は、6月8日のスイス戦からスタメンを10人も変更。GKは東口順昭で、最終ラインは右から遠藤航、植田直通、昌子源、酒井高徳が並んだ。中盤は山口蛍と柴崎岳のダブルボランチで、2列目には右から武藤嘉紀、香川真司、乾貴士が入り、1トップには岡崎慎司が起用された。
 
 ワールドカップ前の最後のテストマッチで、吉田麻也や長友佑都、キャプテンの長谷部誠などの主力は先発から外れた。しかし、2ゴールを決めた乾を筆頭に多くのメンバーが躍動し、守備も機能した好ゲームだった。そんな試合を出番がなかった主将は次のように見ていたようだ。
 
「今回はここ2試合でチャンスがなかった選手たちが試合に出て、それで内容も結果も出たのはチームとしてすごく大きい。これまでの2試合で少しずつ右肩上がりに良くなってきているなかで、今日出た選手は誰が出ても、そういうような(守備の共通)意識を持ってできるというのは、すごく良かったと思う。このスタートの11人で出るのは初めてだったと思うんですけど、コミュニケーションの部分も非常に取れていた」
 西野朗監督に代わってから、「チームとしてやりたいことが、間違いなく良くなってきている」証とも言えるゲームだっただろう。しかし、長谷部はすでに本大会初戦のコロンビア戦を見据えていた。
 
「ここで勝ったことはすごく大きい。初戦まで残り1週間くらいだけど、ホントにここで、向こうに入ってコロンビアに対してどういう風な戦い方をするか。実際、パラグアイに比べれば、コロンビアの方が間違いなくすべての面で上だと思う。そういう部分ではしっかりそことも向き合って、突き詰めていきたい」
 
 監督交代から急ピッチでチームを立て直し、いよいよワールドカップが目前に迫った。本大会初戦のコロンビア戦は、日本時間の6月19日(火)21時にキックオフされる。

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