米朝首脳会談はけさ12日(2018年6月)の10時(日本時間)から始まったが、きのう夜10時ごろ、北朝鮮の金正恩委員長はホテルを出てシンガポール市内観光に出かけた。50人を超す警備陣にびっしり囲まれながら、観光スポットのマーライオンパークに現れ、「手をあげて人々にこたえた」(NNNの松本友一記者)姿をカメラがとらえた。

金委員長はさらに、マリーナ・ベイサンズの高さ200メートルの最上階にあるプールつき展望台に現れた。居合わせた水着姿の観光客からは「えー、すげえ」の声があがり周囲は騒然とした。夜景を楽しみ、名所の植物園も訪れた。

冷酷な独裁者イメージ払拭

阿部祐二リポーター「市内観光に出かけたのにはびっくりしました。夜景を眺めて、金委員長は何を思ったかを知りたくなりました」

司会の加藤浩次「なごやかな表情に見えましたね」

ロバート・キャンベル(国文学研究資料館長)「というより、そう見られるための演出だったのでしょう。冷酷な独裁者のイメージから、物分かりのいい人を演じている。外出しないトランプ大統領に対して、余裕を見せてもいましたね」