公式会見に出席する西野朗監督

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 12日の国際親善試合でパラグアイ代表と対戦する日本代表は11日、試合会場となるオーストリア・インスブルックのチボリ・シュタディオンで公式練習を行った。8日のスイス戦(0-2)で腰を打撲したMF大島僚太(川崎F)はこの日も別調整。練習前には西野朗監督が公式会見に出席し、ロシアW杯前最後の強化試合となる一戦に向け、「あらかじめ伝えているとおり、出場の少なかった選手をテストしたい」と、スイス戦からメンバーを入れ替える考えを示した。

「スタートメンバーを固定して考えているわけではない。システムをトライし、キャスティングに関してもトライしながら明日のゲームも入っていきたい。新しい可能性を高いレベルで求めていきたい」

 西野監督は事前キャンプ地のゼーフェルトに入ってから、スイス戦とパラグアイ戦で全選手を起用する方針を明らかにしていた。5月30日のガーナ戦(0-2)では3-4-2-1の新システムでスタートするなど、システムに関してもメンバーに関してもテストを続け、本番に臨むつもりだ。

 W杯本大会前最後の試合でもメンバーを固定しないリスクについては「できることであれば、当初から23人を固定しながら、チームも常に固定した中で取り組むべき時間だと思う」と認める。「固定したレギュラーメンバーで、システムも固定した中で修正をかけていくのも一つ」の手段だが、あえて別の方法を選んだ。

 本大会2か月前に就任し、準備期間は実質、1か月もない。「(国内合宿をスタートさせた)5月21日に全員が集まったわけではなく、代表活動がそこからスタートし、全体がそろったのは25日。与えられたテストマッチが3試合」という条件の中、「本大会へ必要であろうと思われるシステムを今までやっていなかった。3試合の中でシステムも変え、選手も固定せず、マックスでゲームに対してトライする。明日の試合もそう」と、ガーナ戦からパラグアイ戦までの3試合をトータルで考えている。

 最新のFIFAランキングでは日本の61位に対し、パラグアイは32位。W杯南米予選は7位で予選敗退に終わった。過去の対戦成績は2勝4分2敗(PK戦は引き分け扱い)。10年南アフリカW杯では決勝トーナメント1回戦で対戦し、PK戦の末に敗れた。直近では10年9月4日のキリンチャレンジ杯で対戦し、日本が1-0で勝っている。

(取材・文 西山紘平)


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