左から岸井ゆきの、成田凌

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角田光代の小説『愛がなんだ』が映画化されることがわかった。

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『愛がなんだ』は角田光代が2006年に発表した恋愛小説。映画版では、好きになってくれない男性を一途に追いかける28歳のOL・テルコ役を岸井ゆきの、テルコが一方的に想いを寄せるマモル役を成田凌が演じる。メガホンを取ったのは、『サッドティー』『退屈な日々にさようならを』『パンとバスと2度目のハツコイ』などで知られ、三浦春馬主演の映画『アイネクライネナハトムジーク』の公開も控えている今泉力哉監督。

撮影は6月中旬から東京都内近郊で開始。公開は2019年を予定している。

岸井ゆきのは「好きな人のためなら仕事中でも電話に出て、食事に誘われればすぐ退社。クビ寸前でも構わず、当たり前のように彼の時計で生きている、主人公・テルコをまさか演じることができるとは!」とコメント。成田凌は「角田光代さんの物語の住人になれること、やっと、今泉力哉監督とご一緒できること、そして岸井ゆきのさんをはじめとする、素晴らしいキャストの皆様との共演を楽しみにしています」、今泉力哉監督は「両想いなんて存在しないのでは、と言い続けてきた私の元に、この小説を映画化しませんかという話が来て、これは、と嬉しくなりました」とのコメントを発表している。

■岸井ゆきののコメント
好きな人のためなら仕事中でも電話に出て、食事に誘われればすぐ退社。クビ寸前でも構わず、当たり前のように彼の時計で生きている、主人公・テルコをまさか演じることができるとは!原作の面白さ故のプレッシャーや不安は尽きませんが、今とても嬉しいです。
映像だから出来ること、テルコなりの一、二歩、いや四、五歩先をいく気遣い、何周もまわりにまわった恋とも愛とも言い切れない奇妙な執着を、心強いスタッフキャストの皆さんと共に、映画へしっかりと繋いでいきたいと思っています。

■成田凌のコメント
「愛がなんだ」
どう生きていたらこの言葉を言える時が来るんでしょう。
その一つの答えみたいな映画になればいいなと思います。
勝手に、答え、とか言ってすみません。
角田光代さんの物語の住人になれること、やっと、今泉力哉監督とご一緒できること、そして岸井ゆきのさんをはじめとする、素晴らしいキャストの皆様との共演を楽しみにしています。
撮影はこれからですが、面白い作品になりそうです。

■今泉力哉監督のコメント
両想いなんて存在しないのでは、と言い続けてきた私の元に、この小説を映画化しませんかという話が来て、これは、と嬉しくなりました。角田さんの小説は本当に面白く、台詞だけに限らず、その言葉や空気、テンポ、そのどれもがとても繊細で、滑稽で、映画化はすごく大変だな、怖いな、と思っております。
でもそこは映画です。ひとりでつくるものではありません。ずっと憧れていた岸井ゆきのさん、独特の空気と色気を持つ成田凌さんをはじめとした魅力的なキャスト陣、とても理解ある脚本家の澤井さんと一緒につくっていった本、また経験豊富なスタッフ、そしてもちろん原作の魅力に頼りながら、自分なりの「愛がなんだ」がつくれたらと思っています。完成しても、絶対、愛がなにかなんてわかり得ないけれど。