静かに闘志を燃やすMF柴崎岳

写真拡大

 攻撃面の改善に注力している。12日のパラグアイ戦(インスブルック)で先発が濃厚な日本代表MF柴崎岳(ヘタフェ)は途中出場だった8日のスイス戦(0-2)を振り返り、「どちらかというと攻撃に課題があったかなと思う」と指摘。「奪ったあとの攻撃。攻撃のクオリティーを上げていこうという話になった」と、選手間での議論の一端を明かした。

「個人としてはボランチの位置からの攻撃の方向付けをしっかりやっていきたい」。チーム内の意思統一を図り、連動性を高めていくには時間が限られている。それでも「(時間的に)難しい、難しくないではなく、やらないといけない。やれることを最大限にやって、本大会に入っていかないといけない」と力を込める。

 西野朗監督はパラグアイ戦でメンバーを入れ替える方針を示しており、中盤のかじ取り役として柴崎の先発は確実だ。西野ジャパンで2試合連続先発中のMF大島僚太が腰の打撲で10日の練習を欠席したこともあり、ポジションを奪い取るチャンスでもある。

「個人としてのパフォーマンスを上げて、目に見える結果を出して自信を付けたいのもある。分かりやすい形で成果を挙げられたら、個人としてもチームとしてもこの先、違った可能性が見えてくる」

 自身初のW杯を目前にしても自然体でいる。「W杯に向けて特段、変わった意識でいるつもりはない。いつもどおりを意識して、常にいい準備をしたい。個人の感覚としては悪くない感覚を持っている。そこをもっともっと良くして、初戦に臨めるようにしたい」。26歳のプラチナ世代はポーカーフェイスの奥で静かに闘志を燃やしている。

(取材・文 西山紘平)


★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!

2018W杯ロシア大会特集ページ

★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!

2018W杯ロシア大会日程&TV放送