練習後、取材に応じるGK川島永嗣

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 自分自身に対する批判の声も冷静に受け止めている。午後が半日オフとなった前日9日、日本代表GK川島永嗣(メス)はMF長谷部誠、DF吉田麻也らとインスブルックのイタリアンレストランで昼食を取ったという。

 和食を食べに行ったグループ、すぐに宿舎に戻った選手もいたが、「それぞれがオフを過ごして、それぞれの思いもある。その思いを一つの方向に持っていくことが大事」。18年に入って国際Aマッチ4試合勝ちなし(1分3敗)。西野朗監督就任後も2試合連続の無得点で2連敗という厳しい状況の中、12日にはW杯前最後の強化試合となるパラグアイ戦(インスブルック)が待っている。

「この状況を乗り越えていくしかない。話すことも大事だけど、ピッチの上で結果で残すしかない。自信というか、(W杯で)勝利につながるものをつかめるかが一番大事」

 “逆風”はチームに対してだけではない。8日のスイス戦(0-2)では、失点にこそつながらなかったが、川島が飛び出しのタイミングを誤ってピンチを招くシーンや、不用意なスローイングで相手選手にボールを渡してしまうミスもあった。

「一つのミスが取り沙汰されるのは今までもそうだし、今も向き合っているつもり。そこから逃げるつもりはない」。何より川島自身、「この2試合のパフォーマンスには満足していないし、自分の考えているプレーができているとも思っていない」と認める。

 それでも「それを上げていくのも自分しかいない」のも事実。「今、自分に求められているのは言葉ではなく、プレー。自分自身のパフォーマンスを上げないといけない」。GK交代を求める声も挙がる中、自分自身のプレーで見返していくしかないことを歴戦の守護神はだれよりも理解している。

(取材・文 西山紘平)


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