槙野は4バックで守備の手応えを述べつつも、相手とレベルの違いを感じたようだ。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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[国際親善試合]日本0-2スイス/6月8日/ルガーノ(スイス)
 
 国際親善試合の日本代表対スイス代表が6月8日、スイス・ルガーノのスタディオ・コルナレドで行なわれ、日本が0-2で敗れた。
 
 この試合、日本の布陣は4-2-3-1でスタート。GKは川島永嗣で、最終ラインは右から酒井高徳、吉田麻也、槙野智章、長友佑都が並んだ。中盤はダブルボランチに大島僚太と長谷部誠、2列目に右から原口元気、本田圭佑、宇佐美貴史を起用し、1トップには大迫勇也が入った。
 
 ハリルホジッチ体制下で慣れ親しんだ4バックのシステムを採用し、日本は相手の攻撃を上手く耐えていた。しかし、42分にR・ロドリゲスにPKを決められて先制を許すと、82分にもカウンターからセフェロビッチに追加点を献上。反撃もままならず、0-2でタイムアップとなった。
 敗れはしたものの、日本は相手と同等の10本のシュートを放った。そのため試合後、槙野は課題も述べつつ、攻撃の手応えを口にした。
「攻撃は自分たちが良いアクションを起こして、シュートまで持っていけるシーンが数多くあった。最後のところでシュート、パスの精度を欠いたけど、攻撃では良い部分もあった」
 
 それだけに、CBとして槙野は「守備は失点をしていけない時間にしてしまった。もう一度、チーム全体で危機感を持たなければ」と悔しさを滲ませる。ただ、ガーナ戦での3バックから4バックのへの回帰により、メリットもあったようだ。
 
「いつものメンバーで(4バックを)組んだので、戸惑いなくやれた。ラインの統率、セカンドボールへの意識、攻撃時のリスクマネジメントのところでも良いものがあった。だけど、1ランク、2ランク(上げて)、隙なくやらなくてはいけない。4バックか3バックかまだ分からないけど、監督の求めるものをピッチで表現できればと思う」
 
 自分たちが良い守備をできたと感じても、相手とはプレーの“ランク”つまり「質」で差があったのだろう。槙野は「これをしっかり受け止めて、前を向いてやるだけ。敗戦のなかでも自分たちがチャレンジをして、生まれたものもある。しっかり、この試合を分析して、前に進まないと」と述べ、ワールドカップ本番までの向上を誓った。

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