7日、テレビ東京「追跡LIVE!SPORTSウォッチャー」では、「W杯史上初のベスト8へ 新たな歴史をつくる鍵 遠藤保仁」として、元日本代表・遠藤保仁が登場。今月15日より開幕するロシアW杯において、過去最高の成績となるベスト8に入るために必要な戦い方を語った。

「FKの相乗効果。」として遠藤が語ったのは、セットプレーの重要性だった。「できればね、セットプレーから多くのゴールが生まれて勝つっていう試合を増やしてほしい」と切り出すと、南アフリカW杯で自らが決めた直接フリーキックが如く、「大事な場面で決めたらかっこいいなと思いますけどね」と語った。

また、フリーキックの決定力がもたらす相乗効果として、遠藤は「ペナルティエリア付近でファウルしたらやばいという状況を相手の頭にインプットされればファウルし辛い」と指摘。ファウルをされればフリーキックとなり、相手がファウルできなければゴールに向けた突破がしやすくもなるという。

「あの辺(宇佐美貴史や原口元気)が積極的に勝負を仕掛けて、いい位置でファウルを取れれば」という遠藤は、「(柴崎)岳ちゃんとか宇佐美も(FKを)蹴れますからね」とキッパリ。「右も左も蹴れる選手が2人並べば、それだけで先手が取れるので本当に自信を持ってゴールを決めてほしい」と期待を寄せた。