全体練習後、DF遠藤航と1対1をするMF原口元気

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「懐かしいね。リカルド・ロドリゲスとは、よくマッチアップしていた」。前日4日の紅白戦では主力組と見られるチームに入り、4-2-3-1の右サイドハーフでプレーしていた日本代表MF原口元気(デュッセルドルフ)。3-4-2-1の右ウイングバックで先発した30日のガーナ戦(0-2)に続き、8日のスイス戦(ルガーノ)も先発濃厚と見られる中、対峙する可能性のあるスイスの左サイドバック、DFリカルド・ロドリゲス(ミラン)とのマッチアップに思いを馳せた。

 リカルド・ロドリゲスは12年1月からボルフスブルクでプレーし、昨年6月にミランへ移籍した。スイス代表としては3日に行われたスペインとの国際親善試合(1-1)で1得点を挙げている攻撃的なサイドバックだ。原口はヘルタ・ベルリン時代に右サイドでプレーした際によく対面していたといい、「彼はうまい選手。良い相手だと思う」と警戒した。

 とはいえ、ひるむつもりはまったくない。この日は全体練習が終わったあとにDF遠藤航を相手に1対1の勝負を繰り返した。イメージはもちろん、スイス戦やW杯本番だ。

「生命線じゃないけど、ドリブルで相手を1枚はがせるかどうかというのは大事。カウンターでビッグチャンスになって相手のサイドバックと1対1になったときに、そこで止められるのと最後までいけるのでは違う。自分が出るからには、しっかりかわし切ってシュートやクロスまでいけるようにしたい」

 スタミナ勝負でも相手を凌駕できる能力を誇る原口は、今やベテラン勢からも一目置かれる選手に成長した。西野ジャパンでは逆サイドに位置するDF長友佑都(ガラタサライ)は「今日もジムに行って筋トレをしていたら彼(原口)もすごいトレーニングをしていた、今の活躍、走り、スプリントが裏付けされているなと思った。あれだけ走ってくれるのはチームとしてありがたい」と信頼を寄せる。

 90分間、サイドで上下動を繰り返す“ダイナモ”原口。その存在感は日に日に増している。

(取材・文 矢内由美子)


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