昨年、深夜に大阪市内のバーなどへ少女を連れ回したとして、大阪府青少年健全育成条例違反の疑いで書類送検され、不起訴処分になった俳優・小出恵介について、所属していた芸能プロダクション「アミューズ」が専属契約が終了したことを4日、公式サイトで発表した。

 同サイトでは、「弊社及び小出恵介におきましては、昨年6月の報道以降、たくさんの方々にご迷惑をおかけすることとなりましたことを、改めまして皆様にお詫び申し上げます」と謝罪。

 そのうえで、小出との専属契約がこの日をもって、双方合意のもと円満に終了したことを報告。「改めてゼロからの出発となる小出恵介が、表現者として更なる可能性を切り拓くことを弊社としましても応援していく所存です」とした。

 また、小出恵介のコメントも同サイトに掲載された。

 まず、小出は昨年の一件について謝罪。続けて、「今回の出来事は、ひとえに私の社会人としての自覚の低さ、芸能という仕事をさせていただいている事への認識の甘さが招いた結果」などとした。

 同社と同様に小出も円満であることを主張。デビュー以来の所属事務所に感謝したうえで、「そしてまたいつの日か、一表現者として皆様の前に姿をお見せすることができればと思っております」と芸能活動を継続する意向であることをうかがわせた。

 「事件発覚からほぼ1年、復帰の可能性を探っていたが、TOKIO(当時)の山口達也が女子高生に対する強制わいせつで書類送検された(その後不起訴)こともあり、小出にとっては“逆風”が吹いたまま。今月24日にアミューズの株主総会が開催され、そこで株主から小出の処遇を聞かれるのを避けるため、このタイミングでの発表となったようだ」(芸能プロダクション関係者)

 いずれにせよ、今後も小出の復帰は厳しそうだ。