ボランチとトップ下でプレーしたMF柴崎岳

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 5月30日のガーナ戦(0-2)で採用した3-4-2-1システムに続き、日本代表の西野朗監督は事前キャンプ地のゼーフェルトで4バックの再整備に着手した。紅白戦の1本目と3本目にボランチ、2本目にトップ下で起用されたのがMF柴崎岳(ヘタフェ)だった。

 指揮官の期待の高さをうかがわせる2つのポジションでの起用。しかし、柴崎には自分ならではの思いがあるようだ。「僕としては、トップ下に関しては僕より適任がいると思う」。戸惑いをにじませる口調でそう言うと、「僕としてはもう少し低い位置からいきたいというのは持っているので、それは伝えていこうかなと思う」と続けた。

 スペインで過ごした1年半の間に身につけた“強み”をピッチで表現したいという思いがある。手応えを感じているのは球際の部分だ。

「代表合宿に来て、以前よりは変わってきたと思う。それが成長というのか、慣れというのか。守備では個人のところはどうしても外せないと思うので、僕としては、伸ばしてきた部分をまずはスイスを相手に出せればいいと思う」

 国内合宿に始まり、ガーナ戦までは3バックでの練習が続いた。ここに来て4バックを再確認し、今後は3バックと4バックどちらがベースになるのか、そこにフォーカスされる状況が続いている。だが、柴崎にとってはこの流れにも違和感があるようだ。

「3にしろ、4にしろ、チームとしてどう戦い方を深めていくか。どちらにせよ、チームとしてのベースを固めて、成熟度を上げていかないといけないと思う」。見据えるのはW杯本大会。スペインで自信を深めた背番号7は、日に日に存在感を増している。

(取材・文 矢内由美子)


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