京都の代表的な和菓子、八ッ橋の老舗の製造会社「井筒八ッ橋本舗」が、同じく老舗のライバル会社「聖護院八ッ橋総本店」に対して、「1689年の創業だと事実でないことを宣伝しているのは法律に反する」などとして、創業年が入った広告の差し止めと600万円の損害賠償を求める訴えを起こした。NHKニュースが報じた。

訴えを起こした理由について、「井筒八ッ橋」は津田佐兵衛オーナーが94歳と高齢になり論争に区切りをつけたい考えが強くなったことや、「聖護院八ッ橋」が最近、外国人観光客向けに創業年入りの英語の広告を前面に打ち出すなどしたためとしている。一方、「聖護院八ッ橋総本店」は「現段階ではただ驚くばかりでお答えのしようがない」としている。

八ッ橋の老舗製造会社が老舗ライバル会社を提訴 京都(NHKニュース)