(写真:Getty Images)

写真拡大

フジテレビ「2018 FIFAワールドカップロシア最強サッカー番付」(1日放送分)では、「国民が選ぶ!ワールドカップ 日本代表名シーン番付トップ10」を発表。第1位には、日本が初のW杯出場を決めた、1998年フランス大会アジア最終予選のイラン戦、通称「ジョホールバルの歓喜」が選ばれた。

勝てばW杯出場が叶う大一番は、2-2の行き詰まる展開からゴールデンゴール方式の延長戦へ。ここで日本は俊足の岡野雅行氏を投入するも、大きなプレッシャーを背負った同氏は、決定機をものにできず。それでも延長後半13分、中田英寿氏が放ったミドルシュートを相手キーパーが弾いたところで岡野氏がボールをゴールに蹴り込んだ。

すると番組では「野人 岡野は今・・・当時の苦悩を初告白」と題し、現在は45歳になり、J2・ガイナーレ鳥取のGMを務める岡野氏に行ったインタビューの模様を放送した。

「今見たら『なんで打たないんだろう?』って自分でも思いますけど、あの時は打てなかったですね。ゴール裏とか味方まで『なんで打たねーんだ、お前!』みたいになって、その瞬間に僕は終わったなと。もうこれ終わった。日本に帰れない。試合中、地獄です。ずっと」

相手のキーパーと1対1になりながらもパスを選択したことでチャンスを逸した場面をこう振り返った岡野氏は、「あれで負けてたら、もうサッカー辞めてるし日本にも住めてないかもしれない」と苦笑い。

決勝点をあげたスライディングシートは「ゴールは誰でも入ると思った」としながらも、「別に普通だったらピョンって蹴ればいいんですけど、『これはふかせないな』って。あれも本能的にスライディングしている」と明かした。

また、「自分が(ゴールを)入れる時は真っ白でしたし、もうよくわかんない感じでずっとやっていた」という岡野氏は、ゴール後も「喜んで走ってますけど、最初イランのベンチに走っていった。間違えて方向変えてるんですけど何も見えてないです。音も聞こえていない」などと極限状態でプレーしていた当時の様子を語った。