MSの音楽再生アプリGroove Music、iOS / Android版が12月で使用不能に。削除推奨

マイクロソフトの音楽プレーヤーアプリ"Groove Music"のAndroidおよびiOSアプリが12月1日に使用不能になります。

Groove MusicアプリはローカルやOneDriveにある音楽ファイルや、マイクロソフトが提供していた音楽ストリーミングサービスGroove Music Passの音楽を再生するためのプレーヤーソフトです。しかしGroove Music Passは2017年12月31日にそのサービスを終了し、そのユーザーたちはSpotifyへと引き継がれました。SpotifyはSpotify側のアプリで再生するため、Groove MusicアプリはローカルやOneDriveにある音楽を再生するためのアプリとしての余生を過ごす状態になっていました。
マイクロソフトの発表によると、Android/iOS版のGroove Musicアプリは12月1日をもって動作しなくなるとのこと。つまりユーザーが気に入ってあえて使っているような場合であっても、12月1日以降はもう使い続けることはできなくなるわけです。The Vergeは、マイクロソフトから得た情報として6月1日以降はそれぞれのアプリストアからのダウンロード提供も終了すると報じています。

とはいえ、OneDriveにある音楽ファイルはOneDriveアプリで再生することもでき、ローカルにある音楽ファイルを再生できるアプリはたくさんあります。したがって、Android/iOSユーザーはGroove Musicアプリを使い続けることにこだわらずとも代替の選択肢に困ることはなさそうです。

なお、使用できなくなるのはあくまでAndroid/iOS版だけであり、WindowsやXbox One、Windows Phone用のGroove musicアプリは今までどおり使い続けられるとのことです。