高校選抜で結果を残し、年代別日本代表に復帰したCB生駒仁

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[5.30 練習試合(第2試合) U-19日本代表候補 2-0 U-19大学選抜]

 日本高校選抜での活躍をU-19日本代表候補入りに繋げた。ここからさらに飛躍を遂げる。U-19日本代表候補は30日、U-19大学選抜との練習試合2試合目を2-0で快勝。CB生駒仁(横浜FM)はCB中村勇太(東洋大)とともに最終ラインの中央で相手に譲らず、完封勝利に貢献した。

 本人は自身のコーチングがはっきりせずに、前から連動して守る部分がバラバラになってしまっていたこと、またビルドアップする上でファーストタッチが狙われてしまっていたことを反省。それでも「ヘディングの部分はストロングポイントでもあるので、そこで負けてはいけないというのは思っていましたし、勝てて良かったと思います」と得意とするヘディングを発揮できたこと、またゴール前で要所を封じて決定的なシュートを打たせなかったことについては納得の表情を見せていた。

 生駒は今回、昨年9月以来、約8か月ぶりとなる年代別日本代表候補選出。代表から遠ざかっていたが、日本高校選抜での活躍が認められ、年代別代表候補に返り咲いた。生駒は日本高校選抜の守備の柱として、3月末から開催されたデュッセルドルフ国際ユース大会で優勝に貢献。大会を視察したU-19日本代表・影山雅永監督はエバートン(イングランド)の大型FWをねじ伏せた守りなどを高く評価していた。

「あの大会(デュッセルドルフ国際ユース大会)がここに繋がったなというのは正直思いますし、常に頑張っていれば見てくれていると思いました。どんどん上を目指して行ければ。チャンスがあるのでものにできるように。これからチームに帰ってもっともっと成長していけるように頑張っていきたい」

 年代別代表候補に復帰したことで満足はしていない。1試合目のCBを務めた阿部海大や中川創に対し、「あの2人も世界を経験していたり、自分よりもたくさん経験している。僕も負けていられない」。常連組に負けないように、普段の練習からアピールを続けてチャンスをものにして代表定着を目指す。

 今回は高校選抜メンバーから生駒とFW飯島陸(法政大)がU-19代表候補入り。肩の手術で離脱中のMF田部井涼や左SB角田涼太朗(筑波大)、CB蓑田広大(ともに法政大)ら、世界で奮闘、勝利した他の高校選抜メンバーにも代表入りのチャンスがありそう。高校サッカー、高校選抜で活躍してきた選手たちは、所属チームでのアピールを続けて代表に食い込む。

(取材・文 吉田太郎)