日本攻撃陣はガーナの前に沈黙を続けた。後半途中から投入された岡崎(9番)も存在を示せず。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 ガーナの人気サッカーサイト『Ghanasoccernet.com』が、遠い横浜の地で快勝を収めた母国代表チームを大絶賛だ。
 
 水曜日に日産スタジアムで行なわれたガーナ戦で、日本代表はいいところなく0-2の完敗を喫した。3-4-2-1の新システムを引っ提げて初陣を飾った西野ジャパンだったが、現実はそう甘くなかったのだ。
 
 西アフリカの雄はアンドレ&ジョーダンのアユー兄弟、アサモア・ギャン、クリスティアン・アツら何人かの主軸を欠くなど、若手中心のフレッシュなメンバー構成。日本と同様にテスト色の濃いアプローチで臨んだが、彼らは攻守両面でソツがなかった。開始8分にトーマス・パーテイが強烈な直接FKで日本の緩慢な壁を打ち破ると、51分にはカウンターからエマニュエル・ボアテングがみずから得たPKを決めてリードを広げる。日本の単調な攻めを鋭いフォアチェックと屈強な当たりでものの見事に封じ込め、難なく勝利を飾った。

 
 スタメンの平均年齢が23歳台のガーナ代表を褒めちぎったのが、同メディアだ。まさに言いたい放題である。
 
「ブラックスターズ(ガーナ代表の愛称)は何人かのベテラン選手が不在で、若手主体の不安定なチームだった。しかしそれでも、ワールドカップ出場国の日本を相手に快勝を収めたのだ。我々はアフリカ予選で失敗してロシアに到達できなかったが、先日はサウジアラビアにも勝利して、出場国に2連勝だ。やはり十分にその“資格”があった! サムライブルーにとってガーナは強すぎたのである」
 
 ガーナ国民がもっとも期待を寄せ、注視していたのが、先のリーガ・エスパニョーラでバルセロナ相手にハットトリックを達成した22歳のボアテングだ。バルサの無敗記録を43で止めたレバンテのストライカーは、日本戦で待望のA代表デビュー。同メディアは「この日はボアテングが代表デビューで初ゴールを決めた記念日として、今後長く語り継がれるだろう。本当に素晴らしいパフォーマンスだった」と称えている。
 さらには、ブラックスターズを率いるジェームズ・アッピアー監督にも賛辞も送る。
 
「ワールドカップ予選敗退後の代表チームを立て直した手腕は、流石としか言いようがない。横浜では日本にポゼッションで終始劣勢を強いられたが、戦術面のディシプリン(規律)が徹底されているチームは、逆にサムライブルーにプレッシャーを掛け続けた。その攻撃力がなんら脅威に感じられなかったのは、ガーナの守備組織が高いレベルをキープしていたからだ。アッピアー監督が課したトレーニングの賜物である」
 
 そして日本については、「常に自信に満ち溢れているように見えたが、ガーナにとっては怖い存在ではなかった」と評し、「終わってみれば若きガーナの楽勝」と、最後まで母国代表チームを持ち上げ続けた。