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 斎藤麻弥(31歳・仮名 事務職)

 3年くらい前、友人に開いてもらった合コンで、大手広告代理店の人と知り合いました。その後、付き合うことになったのですが、相手は高収入でルックスも悪くなく、私はこの人と結婚できたらいいなと思っていたんです。でもそれを求めるあまり、彼のいいなりになりすぎていたのかもしれません。

 彼はドSだったため、いつも色々なことをされていました。その中でも特に嫌だったのが、無理のあるポーズをさせられることですね。いつも彼の家に行くと、なぜか背中を反らすブリッジポーズをやらされるんです。それでしばらくすると私の胸の上にまたがってきて「ほら、もっと頑張れと!」と言ってくる。きっとあの人は、苦悶の表情で耐えている私を見て楽しんでいたのでしょう。

 そして「もう無理!」といって崩れると、床に仰向けになった私に、マウントポジションのまま平手打ちしてくるんです。握りこぶしで殴られることはなかったものの、とても痛かったですね。何度か我慢してそのプレイは受け入れていたのですが、ある時、もう嫌になって拒否すると、ものすごい勢いで怒鳴られました。彼は、ほんのちょっとのことで機嫌を損ねると、口を聞いてくれなくなるタイプ。ですがブリッジを拒否した時だけは、無視ではなく、今まで見たことがないほどキレてましたね。

 それから明らかに連絡の返しが遅くなってきて、やがて音信不通に。現在はもう会っていません。今でこそブリッジ男と呼んで、友人に笑い話として語っていますが、当時はやっぱり異様に感じて、すごく怖かったです。

取材/構成・篠田エレナ

写真・alwaysmnky