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桜優奈(仮名・25歳)

 昔、某有名美大に通う男と付き合っていた時のことです。彼は髪型やファッションだけでなく、中身も芸術家肌で才能があり、好きになったんです。でも、私に対する愛情すらもアートに置き換えようとする人でした。

 ある日、彼から「作品のために女性用の衣類が必要なんだよね。だから、いらない服や下着が欲しい」と言われたことがありました。正直、下着は嫌だったのですが、どうしてもと頼まれ、断りきれずにあげてしまいました。

 それからしばらくして、彼の家へ遊びに行くことに。すると、彼に「今、作ってるアート作品がある」と言われ、等身大の人形を見せてきたのです。そこには私の服が着せてあるだけでなく、私の使っている洗剤やシャンプー、香水の匂いまで再現してありました。また、服は脱がせませんでしたが、おそらく下着も穿かせていたと思います。

 そして、彼はいつも私と会えない時は、一緒に寝ていると嬉しそうに話していましたね。それだけでも十分に気持ちが悪いのですが、私が恐怖を感じたのはその後です。彼はその分身人形の完成度を求めるあまり、私の生理現象を表現したいからと、使用済みの生理用品まで欲しいと言い始めました。他にも、陰毛や爪など、私から手に入るものはすべて人形に追加していきたいと、凄い勢いで熱弁するのです。

 いくらアートのためとはいえ、そこまでの協力はできません。それから数日後、私の方から別れを告げ破局。もちろん彼から言われたものは一切提供していません。

写真・Ilweranta