アメフットで日大選手による「悪質タックル」で怪我をした関西学院大のクォータバック(QB)の選手がきのう27日(2018年5月)、3週間ぶりに試合に復帰し、軽快な動きを見せた。試合後初めて事件への思いを語った。

大阪府吹田市で行われた関西大学との試合に、途中から出場。怪我の影響を感じさせない軽快な動きで、的確なパスを連発。終盤には、長いタッチダウンパスを出すなどして、試合にも勝った。

日大の監督については「答えることはできないです」

試合後取材に応じた選手は、「心苦しいというか、すごくかわいそうだと感じました」と言った。彼は、悪質タックルをした日大選手から18日、直接謝罪を受けている。また会見も見て、「彼は『アメフットをする権利はない』と言っていたけど、それは違うと思う。またフットボール選手として戻って、グラウンド内で正々堂々とプレーしてほしい」と言った。

ただ、日大前監督が「反則の指示はしていない」と言っていることについて聞かれると、「すみません。答えることはできないです」と明言を避けた。

一方、被害を受けた選手の父親は、「被害届を取り下げると、捜査が止まる。真相解明のため取り下げはしない」としているが、加害選手については、寛大な処分を求める嘆願書を提出する準備を進めている。

日大アメフット部は昨日、この問題で初めての保護者説明会を開き、135人が出席した。しかし部の説明に、納得できないという声が多かったという。これとは別に、日大の現役選手たちが声明文を出すらしい。

選手の多くは、「指示を受けてタックルをした選手の言い分が正しいと思っている」「監督の会見は、何を言っているのかわからない」という。声明文は父母会を通して発表するというが、どんなにようになるのか。ある父親は、「まとまって前へ向かっていこうといっていました」と言っていた。

キャスターの加藤浩次「毎日会見ですね。言った、言わない、本質と違うところまで広がっているような......」

しかし、今回の事件で関東学生連盟は、日大の内田・前監督に「除名」(永久追放)、井上前コーチに「資格剥奪」、日大アメフット部に「無期限活動停止」の処分を行う予定だという。

アメフットは、6月までのオープン戦、9月からの関東代表戦を経て、関西代表との「甲子園ボウル」で日本一が決まる。日大は昨年(2018年)これを制した。

加藤「フェアプレー賞までもらっているんですよね」

それがなぜ? これがわからない。解明は進むのか。日大は遅くとも7月から練習に入らないと、1年を棒に振ることになりかねない。