代表キャンプに合流した井手口は、「練習から自分の良さを出していきたい」と前のめりだ。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 日本代表が23日、ガーナ代表との強化試合(30日)に向けて千葉県内でトレーニングを行なった。練習後には、この日からキャンプに合流した井手口陽介が報道陣の取材に応じ、ラストサバイバルに向けた意気込みを口にした。
 
 久々の代表メンバーとの対面に「練習はちょっとしかやっていないですけど、楽しかったです」と笑顔を見せたMFは、「コンディショニングは普通にできたつもりなので、あとはしっかり自信を持ってやるだけです」と調整は順調だと胸を張った。
 
 井手口はスペイン2部のクルトゥラル・レオネサでわずか5試合しか出場機会がなく、2月のリーグ戦に出場して以来、約3か月も実戦から遠ざかっている。試合勘を不安視する声は多いが、本人は「折れないでやり続けることが一番だと思うので、そこは最後まで切らさずにやってきたつもりです」。実際にクラブでは、全体練習後の自主トレなどで、負荷のかかるメニューをこなしてきたようだ。
 
 ガーナ戦はロシア・ワールドカップ行きを懸けた最後のアピールの場になるが、ハリルホジッチ前体制下で行なわれた3月のベルギー遠征ではメンバーから外れていただけに、本人にとっても期するものがあるだろう。基本的に口数が少ない若武者は、ガーナ戦について訊かれるとその部分だけ語気を強めた。
 
「まずはしっかり試合に出られるようにこの1週間の練習でアピールしていかなければいけない。練習から自分の良さを出していきたい。
 
 自チームで出られんかった分、悔しい想いはいっぱいしてきたので、まずそれを晴らすというか……プラスしてここからが勝負だと思うので、頑張って、なおかつ楽しめたら一番いいかなと思います」
 
 4月に発足した西野ジャパンのポジション争いは、まさに白紙状態。井手口は生き残りをかけ、まずはガーナ戦で爪痕を残すつもりだ。