神奈川県川崎市の「簡易宿泊所」の近くに女性客が殺到している宿があると、司会の真矢ミキが伝えた。川崎駅から歩いて10分の日進町には、日雇い労働者や生活保護受給者が宿泊する1泊1000円台の「簡易宿泊所」が建ち並んでいる。

だが、2年前から日進町を含む川崎駅周辺の再開発が進められ、簡易宿泊所は年々減少傾向だ。そんな中、男性が多かった街に女性客が増えているというのである。

1泊3000円でカフェスペースやラウンジ

おしゃれなカフェスペース、ソファにくつろぐラウンジ。ここは客室227部屋の巨大ゲストハウス「オンザマークス」という宿だ。人気の秘密は「安い値段と清潔感」。

個室タイプ(約3畳)1泊4800円。都内のビジネスホテルの相場より約4割安い。2段ベッドタイプ(約2畳)は1泊3000円。女性専用のフロアもある。シャワー、トイレ・洗面台は共用だが、無料で使える。地下には共有ラウンジもある。

就活中の学生やイギリス人カップル

客に聞いてみると、「住まいは大阪だけど、川崎にダンススタジオがあって、2週間ぐらいレッスンのため来ています」(25歳女性)、「金沢から就活に来ています。医学部生なので関東の病院で就職活働しています。ここは駅から近いし、キレイだし、安いし」(20代女性)。「羽田空港から電車で15分。東京よりとてもリーズナブルだと思います」という20代のイギリス人カップルもいた。

「川崎の宿の広がる2、3畳の世界、そこには過去と未来を結ぶ川崎の今がありました」ナレーションはそう気取ってまとめた。東京オリンピックも控え、これからも変わって行くだろう。