代表合宿に参加した香川。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 日本代表に招集されるのは昨年の10月以来、およそ7か月ぶりのことだ。引き締まった表情で代表合宿初日の練習を終えた香川真司は、「気持ち的に良いトレーニングができた」と力強く言った。
 
 本田圭佑、岡崎慎司と一緒に代表のトレーニングに参加したのは、昨年8、9月以来のことだが、それについては「特に……」とあまり意識していないようで、今回招集された27名の「皆でともにやっていければ」とコメントした。
 
 香川は代表に招集されなかった昨年11月、そして今年3月の欧州遠征をスタジアムで観戦した。それだけ代表への思いは強く、ここに戻るためにやってきた。
 
「そこに目標を置いてやってきた、この1年は。なので、しっかりとやるだけです」
 ただ、しばらく離れていたとはいえ、代表には「見慣れた顔が揃っている」。ここから香川に期待されているのは、日本代表をワールドカップで躍進させることだろう。8年前の南アフリカ大会と少しチーム状況が似ているとの見方もあるが、香川は「南アフリカは南アフリカ。その時のメンバーでもないので、まったく違う。比べる必要はない」との見解を示した。
 
 雑音に振り回されている時間などない。だから「一人ひとりがベストな状況を作り出すことに集中したい」。本大会の初戦(6月19日のコロンビア戦)までなかなかタイトなスケジュールだが、「やるしかない」。では、香川は自身2度目となるワールドカップでどんなサッカーをしたいのか? 直球の質問を投げてみた。
 
「とにかく勝つために、どう自分がチームに力を与えられるか。そこを考えていきたいですし、そのためにはまず自分がベストな状況じゃないとチームに力を貸せないので、まずは勝つためにすべてを出したい」
 
 香川真司の集大成のひとつになるロシア・ワールドカップ。ここからさらにコンディションを上げて、その大舞台で日本に歓喜をもたらすことができるか期待したい。
 
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

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