9年ぶりにホームズが帰ってくる! - 写真は1作目の『シャーロック・ホームズ』
 - Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズ

写真拡大

 ロバート・ダウニー・Jr主演の人気シリーズ『シャーロック・ホームズ』第3弾の全米公開日が2020年12月25日に決定したと、Colliderほか各メディアが報じた。

 同作は、ロバート演じる名探偵ホームズとジュード・ロウ演じる助手のワトソンが、国を揺るがす事件を解決していく姿を描くミステリー。2人の独特な掛け合いと激しいアクションで人気を博し、2009年に公開された1作目は、全世界興行収入が5億2,400万ドル(約576億4,000万円)を記録する大ヒットとなった。2011年には2作目となる『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』が公開され、全世界興収は前作を超える5億4,500万ドル(約599億5,000万円)を記録した。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)

 ロバートとジュードは第3弾にも同役で出演する予定であるというが、監督はまだ決定していない。シリーズ2作品の監督を務めたガイ・リッチーは、現在ディズニーアニメ『アラジン』の実写化に取り組んでいるため、第3弾も監督を担当するかはわからないという。脚本は、人気テレビドラマ「ナルコス」の企画や「ハンニバル」の脚本を務めたクリス・ブランカトーが担当する。

 脚本の完成の遅れや、『アベンジャーズ』などの撮影で多忙なロバートのスケジュールなどにより、続編製作が難航していた本シリーズ。製作が報じられてから約9年、ついに名探偵がスクリーンに帰ってくることになりそうだ。(編集部:倉本拓弥)