米リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手(23)はきのう7日(日本時間2018年5月)、マリナーズ戦に先発し6回2失点、6奪三振で3勝目をあげた。全米を驚かしているのは、「魔球」といわれる変化球だ。きのうはスプリットよりも、大きく曲がるスライダーを多用し相手チームを翻弄した。イチロー選手も「なかなか欠点が見つけづらい。いいピッチャーだったということは分かるし、ちゃんとした、いいバッター。特別の才能ですね」と絶賛していた。

落としたボールにサインをしてファンに投げ返した

「二刀流」の大谷は敵味方に関係なく、大リーグファンの心をつかんでいるようだ。きのう、ある出来事があった。試合前にファンに向けてサービスボールを投げていたが、クラブを持ってボールを待ち受けていたのは中年男性のファンだった。

だが、大谷が投げると、彼は取り損ねてしまった。彼は大谷を見て「ボールを拾ってくれ」と手ぶりで頼んだ。

すると、大谷はわざわざ取りに行き、サインをして投げ返した。その男性は相手チームのファンだった。これにはみんな驚き「オオターニサーン!」と大拍手が起きた。

もらった男性は「あんなことしてくれる選手は今まで見たことがない」と感激していた。大谷は以前も少年にバットをプレゼントしたこともあったが、この優しさの原点は16歳につくった「目標達成シート」に遡る。その中に「応援される人間になる」や「感謝」という言葉があった。きのうのことも感謝の気持ちを形にした「神対応」だったようだ。

司会の国分太一もキャスターの真矢ミキも、感心するように頷きながら笑顔をしていた。

一ツ石