年間売上、約100万円UP!「海辺のレストラン」の危機を救った妻のアイディア

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いま知っておきたい話題や気になるニュースをお届けする朝の情報番組『モーニングショー』では、月〜金の日替わりコーナーが放送されています。

月曜日は、石原良純さんが、様々なテーマを立てて楽しむ「散歩」や、第二の人生を「地方移住」で輝かせている方々などを紹介する名物コーナー「良純未来図」をお届け。

5月7日(月)の放送では、千葉・夷隅郡(いすみぐん)御宿町(おんじゅくまち)へ、神奈川・横浜から移住して海辺のレストラン「キッチン ハンディ」を開業した、水野洋(みずの・ひろし)さん(57)・裕美(ゆみ)さん(52)夫妻に、石原さんが迫りました。

◆千葉・御宿町で「海辺のレストラン」を始めた水野洋さん・裕美さん夫妻

裕美さんの父が経営する横浜の居酒屋で働きながら、2人の子どもを育て上げたという水野夫妻。御宿へ移住した背景には、夫妻共通の趣味である「サーフィン」があったといいます。

初めてこの地を訪れた際、御宿の海の美しさに魅了されたおふたりは「いつかここで海辺のレストランを開きたい」という夢を抱いたそうです。

念願かなって「キッチン ハンディ」がオープンできたのは4年前のこと。移住費用と開業資金は、合わせて2000万円ほどだったそうです。そのお金は、裕美さんの父と洋さんの兄からの援助を自己資金にプラスしてまかなったといいます。

◆こだわりのメニューは、房総名産の「なるかポーク」を使ったピザ

「キッチン ハンディ」は、自宅(広さ12坪の平屋)の一部を改装して営業しています。

看板メニューは「ピザ」と「パスタ」。ピザに用いるウインナーには房総の名産「なるかポーク」が使われており、ジューシーな肉汁とチーズがよく合う逸品となっています。いただいた石原さんも、すっかりお気に入りの様子でした。

◆経営のピンチを救った裕美さんの“ひらめき”とは?

初年度の経営は順調だったという「キッチン ハンディ」。ところが翌年になると売り上げは激減し、早くも経営の危機に直面してしまったといいます。

2年目の夏の売り上げは「月に70万円弱」で、3年目の冬には「30万円を切ってしまった」のだとか。

海水浴客のいない冬場に売り上げが落ちるのは想定の範囲内でしたが、それでも「月40万円」程度はキープできないと経営は苦しいそうです。

新メニューを始めたりしても客足は戻らず、一時は夫婦仲にも亀裂が入りかけたといいます。

そんなピンチを救ったのは、裕美さんの“ひらめき”でした。御宿エリアが「各種イベントやテレビのロケなどに頻繁に使われる名所」だと気付いた裕美さんは、そうした際に販売する「弁当」を作ることを思い立ったのです。

裕美さんの挑戦は成功し、ピザやパスタへのこだわりを捨てて弁当用に特化させたメニューは大好評に。

イチオシは「タイ料理」で、パクチーを添えた焼き飯「ガパオライス」や、「タイカレーで味付けしたおにぎり(やきめしボール)」などが人気だといいます。

弁当を買ってくださった方にはショップカードを渡し、それが縁で来店してくださるお客様もおられるそうです。

こうした地道な努力が功を奏して、売り上げは年間100万円ほどアップし、落ち込んでいた経営は少しずつ上向いているといいます。

◆多忙な日々を過ごす水野夫妻のストレス発散法は?

店舗営業と弁当販売の二足のわらじで多忙な日々を送る水野夫妻。たまの休日、2人揃って海に行くことが最大のストレス発散法だといいます。

洋さんが波に乗っている間、裕美さんは貝殻やシーグラス(波に削られたガラスのかけら)を拾い集めながら過ごすのだそうです。