ちょっと目を離している隙に、タイトルに「超」が挟まっていた。調べてみると、リニューアルは2017年10月とのこと。たしかに放送の曜日も時間も記憶と違う。ただし、決められたシチュエーションに対して、Kis-My-Ft2の誰がいちばん女の子をキュンとさせる行動がとれるかを競う趣向は変わらないものと思って、チャンネルを合わせたら・・・。

ゲストはオアシズ・大久保さんと元AKB・ともちんこと板野友美の2人だった。元AKBとなって久しいものの、見た目にはあのころのままのともちんは凄い。とはいえ、ジャニーズ系と共演しても、互いのファンが穏やかに見守ることができるようになったあたり、確実に時は進んでいる。

紅茶、抹茶、かぼちゃ・・・テンコ盛りして「ティフォンケーキ」だって

それではお手並み拝見、と視聴を始めて驚いた。これ、シチュエーション小芝居じゃない! この日の企画は、女性に人気の飲食店でメンバーが考案したメニューを覆面で販売し、売れ行きナンバーワンを決める「キスマイ覆面レース」だった。お邪魔するのは東京・原宿の生クリーム専門店「MILK」である。生クリームが苦手な筆者は訪問を断念したが、昨年(2017年)のオープン以来、行列が絶えない人気店となっている。

第一の見どころは、各メンバーがどんなメニューを考案するか。これもなかなかキャラが出ていてよかった。料理に自信のある横尾渉は、珈琲風味のシフォンケーキにたっぷりの生クリームをかけた「牛乳屋さんのティラミスシフォンケーキ」を考案した。二階堂高嗣は「飲み物じゃない!隠れシフォン」と銘打ち、パフェ型にレモンクリームとシフォンケーキを忍ばせたさっぱりレシピを作成したが、ネーミングに味が一切反映されていない。大丈夫か。

千賀健永は「最高のティータイムを!ティフォンケーキ」とダジャレに走ったために、中身も紅茶のシフォンケーキに、抹茶チーズクリームと生クリーム。そして、かぼちゃの種と、「ちゃ」しばりの一品に。玉森裕太考案の「ブリリアントキャビアシフォンケーキ」はシフォンケーキにキャビアとはちみつをかけた、本人いわく「インスタ映え」レシピだった。

マイコをかけてのシチュエーションコメディも及第点

そして、栄えある第1位は千賀の「ちゃ」づくし。ネーミングセンスは男子高校生レベルだけれど、女子が好きなものばかりを詰め込んでいないあたりは、本能的に正解を知っているのかもしれない。横尾のケーキは「すでに店にある材料しか使っていない」という説明からもうかがえる通り、厨房の手間やコスパ(原価率)まで良く考えられているところはさすが。40歳すぎたら飲食店プロデュースに乗り出してほしい。

キスマイの相手役の美女マイコをかけてのシチュエーションコメディは、ひとつの「正解」「型」だっただけに、不安もあったのだけれど、見終ってみれば、バラエティとして及第点!

(ばんぶぅ)