ガラタサライへの完全移籍を希望する長友。インテルが買い取り額を吊り上げたとの報道もあり、両クラブの綱引きはまだ続きそうだ。(C)Getty Images

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 日本代表DF長友佑都があらためて、ガラタサライ愛を口にした。
 
 日曜日に行なわれたトルコリーグ31節、ガラタサライとベジクタシュが対峙した白熱の首位攻防戦は、ホームチームが2-0でモノにした。その23分、決勝点となる先制アシストを決めたのが長友だ。左サイドからエリア内へ猛ダッシュで侵入し、ガリー・ロドリゲスからのパスを巧みに処理して抜け出すと、中央へグラウンダーのクロス。これをフェルナンドがきっちり押し込んだのだ。
 
 試合を通して精力的なアップダウンを繰り返し、自身のツイッターの投稿欄でファンから「まるでライオンだ!」と称えられるなど、この日も出色のパフォーマンスを披露。チームの首位堅持に小さくない貢献を果たした。
 
 ゲーム直後の長友の声を伝えたのが、ガラタサライの公式ホームページだ。疲れ知らずのタフガイはこう話している。
 
「勝利に値する内容を示したのは僕たちだったと思う。ここでプレーできて本当に幸せだ。ガラタサライは素晴らしい闘う集団。僕のパフォーマンスとコンディションは日に日に良くなっているよ」

 
 対戦したベジクタシュは、本拠地を同じイスタンブールに置く強力なエリアライバル。ダービーマッチの印象を問われると、「そうだね、イタリアで何年も(ミラノ・ダービー)経験しているから、今日の試合がどれだけの価値があるのかは分かっていた。難しい試合になるのもね」と答え、「支えてくれたのはサポーターだ。最後の瞬間まで一緒に闘い、信じられないサポートと信頼を寄せてくれた。勝って彼らをハッピーにできて、僕たちもハッピーだよ」と続けた。
 
 そして、ふたたび完全移籍への希望を明かした。長友自身もガラタサライも相思相愛ながら、レンタル元であるインテルとの折り合いがまだ付いていないのだ。
 
「ここではすべてが上手く行っているね。本当にハッピーで、ファティフ・テリム監督やスタッフ、チームメイトたちと素晴らしい仕事ができている。僕はここガラタサライでプレーを続けたいし、ファンやコミュニティーとともに歩みたいと願っている」
 
 はたして長友の想いは届くのか。インテルとの現行契約は2019年6月までで、当初の買い取り額は250万ユーロ(約3億2500万円)とされていた。しかしイタリア・メディアによると、インテルが要求している最新の額面は600〜700万ユーロ(約7億8000万〜9億1000万円)とも。なかなか一筋縄では行かない。