知らないうちにドコモのポイントが消えた? 大きく変更されているポイントを無駄なく使う方法

ポイントは、
・次のモデルを買い替える際に価格から割り引く
・キャリアサイトで充電器など周辺機器の購入で割り引く
といった使い方ができるので便利です。
ポイントの有効期限も毎年決められた時期と決まっていますし、安心して貯めておけました。
しかし、ここ数年で大きく仕組みが変わっています。
このことをご存知ないという人は、かなり多いのではないでしょうか。
今回は各社のポイントサービスの中でも、筆者が特にお買得度が高く愛用しているNTTドコモの「dポイント」を例に、現在のポイントサービスの仕組み、無駄なく使う方法を解説していきます。
○有効期限は最短翌月末!?期間限定のポイント還元は使わないと損

貯まっていくポイントの有効期限は全部同じではない
携帯電話会社から付与されるポイントは
「毎月の利用料金に対して付与される」
という仕組みになっています。
ところが最近は、
・キャンペーンの対象、当選などで付与される
・提携サイト、提携店舗の買い物で付与される
と、ポイントが付与されるタイミングが以前よりも増えています。
冒頭にも書いた通り、携帯電話会社のポイントと言えば、
「毎年決められた月の末で、数年前に付与されたポイントの有効期限を迎える」
という仕組みした。
これに伴って
「今月末でポイントが失効するので、買い替えは今がチャンス」
といった告知を行う販売店も多くありました。
現在では、
・ポイント付与の仕組みが増えたこと
・ポイントの使い道が増えたこと
など、ポイント制度の見直しがここ数年で一気に進みました。
この結果、
以前のように、
「毎年決められたタイミングでポイントが失効する」
というポイントだけでは、なくなっているのです。

約4年先まで有効のポイントもあれば、4ヶ月後には失効するポイントも
上記は筆者のポイントの有効期限です。
上段のポイントは、
最長4年ほど先に有効期限を迎えるポイントは、従来通り携帯電話の利用料金に対して付与されたポイントです。
下段のポイントは、
今年8月末で有効期限を迎えるポイントがあり、こちらは提携サイトでの買い物、提携店舗での買い物で付与されたポイントです。
この下段のポイントは、何気ない普段の買い物で付与されているものであり、付与から最短で翌月末に有効期限を迎えるものもあります。
無駄なく使っていくには数年毎に訪れる機種変更のタイミングでポイントを利用するのではなく、それ以外にポイントを利用できる場面で消費していかないと、ポイントが失効宇となり無駄になってしまいます。
○普段の買い物でポイントを使ってみる
ポイントの付与にも書いた通り、携帯電話会社から付与されるポイントは
・提携サイトでの買い物
・提携店舗での買い物
にも利用できるようになっています。
今回例に挙げているNTTドコモの「dポイント」であれば
・ローソン
・マクドナルド
など、身近にある店舗でポイントを利用して
・値引きを受ける
・支払をする
といったことが可能です。

利用できる店舗は飲食店に限られない
こうしたポイントは、提携しているサイト・店舗は飲食店だけではなく映画館や百貨店など多岐にわたります。サイト・店舗が提供するポイントサービスと、携帯電話会社のポイントの両方を利用して値引きを受ける、特典を得られる場所もありますので、上手に使っていくことでポイントを無駄にすることなく、今まで以上にお買得に買い物をすることが可能です。

有効期限を迎えるポイントで狙っていたヘッドセットを購入しました
筆者は、
・通販サイトのクーポン券
・ポイント
・今月末で有効期限を迎えるポイント
この3種類を併用することで、通常よりも大幅に安く狙っていたヘッドセットを購入することができました。
携帯電話会社のポイントは、新モデルに買い替えない限り、使い道がないと思われがちです。
しかし、ここまでに説明した通り
・以前よりも貯まりやすくなった
というメリットと同時に
・有効期限が短くなった、シビアになった
というデメリットも存在しています。
携帯電話、特にスマートフォンの本体代金は高額です。
その本体代金を大幅に割引できるだけのポイントを溜めるのは難しくなっています。
溜めている間にポイントの有効期限を迎えてしまうと、気が付かないうちに
「ポイントが失効した」
なんてことにもなりかねません。
ぜひ皆様もポイントの使い道が広がっていますので、有効期限が切れる前に普段のお買い物で貯まっているポイントを使って、ポイントをお得に活用してみてはどうでしょうか。
迎 悟