ジブリ鈴木氏、宮崎駿監督と「高畑さんの通夜の続きを」

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スタジオジブリ代表取締役で映画プロデューサーの鈴木敏夫氏(69歳)が、4月22日に放送された自身のラジオ番組「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」(TOKYO FM)で、今月5日に死去した、映画監督の高畑勲監督(享年82)について語った。    

長い年月、一緒に映画を作り続けた「濃い関係」であると語る鈴木氏は、盟友である映画監督の宮崎駿(77歳)と「二人で通夜の続きをしているが、話しているうちの80%が悪口になってしまう」という。ただ、「悪口を言うのがむしろ(高畑監督への)礼儀かな」ともコメント。

鈴木氏は高畑監督の映画制作の進捗がたびたび遅れたことに苦労した思い出を語りながら、「不思議なんですよ。日常は激しい人だったんですよ。日常は激しいくせに、映画作る時は優しくなるんですよ、作品としては」と、映画監督としての素顔を紹介。そして「ゆったりとした時間が必要だと思っていた人なんですよ。お客さんにそれを共有してほしかったんです。それが彼の重要なテーマでした」と語った。

現在、鈴木氏は「自分の中では整理しないようにしているんですよね、今。たぶんね、時間かかるだろうと。だからやるべきことを片付けようと。お通夜や告別式をどうやるかとか、そういうことに徹しました。家族葬ということになって、高畑さんとはなんだかんだで40年、家族の一員のように付き合ってきた。だから家族葬にも参加したし、あと(5月15日に執り行う予定の)お別れ会もきちんとやろう、と思っている」と胸中を明かした。

Twitterなどのネットでは「二人でずっと高畑勲の通夜の続きをやっていてるんだなあ」「高畑勲さん、安らかに」「いつか宮崎駿監督の話も聞いてみたい」といった反応が寄せられている。