エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

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プホルス休養で「4番・DH」で出場、指揮官は「いろんな経験積ませたい」

 エンゼルス大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地ジャイアンツ戦に「4番・DH」で先発出場。メジャー移籍後初の4番、クリーンアップに入り、第1打席は空振り三振だった。

 大谷は初回、1死一塁の場面で打席に立ち、右腕クエトの2球目を捉えるも大きな飛球は左翼ファウル席へ。その後、カウント1-2からチェンジアップに対して空振り三振に倒れた。変則的なトルネード投法でも知られるクエトは今季、この試合の前まで防御率0.45をマークしている。

 開幕から「8番・DH」で出場を続け、13日(同14日)の敵地ロイヤルズ戦で初めて「7番・DH」に昇格した大谷。19日(同20日)の本拠地レッドソックス戦から「6番・DH」で2試合に出場し、21日(同22日)の本拠地ジャイアンツ戦は出場機会がなかった。

 そして、この日は初めて4番に。試合前、マイク・ソーシア監督は「メジャーリーグの投手に対して慣れてきたところもある。いろんな経験を積んでもらいたい。あとは(DHの)プホルスが休みだから」と“抜擢”の理由を説明。「今日はタイミング的には良かったのではないか。打者としてのスキルにポテンシャルがある」と期待を寄せていた。

 大谷はこの日、試合前には次回登板に備えてブルペンで投球練習も行った。(Full-Count編集部)