“長く使い続ける”知恵を学ぶ。渋谷ヒカリエで「47都道府県の修理と手入れ展」を開催

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◆“長く使い続ける”知恵を学ぶ。渋谷ヒカリエで「47都道府県の修理と手入れ展」を開催

DIYやシェア・レンタルサービスの人気ぶりからわかるように、最近は「本当に好きなものだけを購入し、修理や手入れをして長く使い続けたい」という傾向にあるそう。そんな今にマッチした「47 REPAIR & CARE -47都道府県の修理と手入れ展-」が開催中。2018年6月11日(月)までの間、47都道府県をテーマにした「d47 MUSEUM」(渋谷ヒカリエ8階)を舞台に、修理・手入れのための道具の販売や勉強会、ワークショップなどが行われる

◆お手入れアイテムの販売やワークショップ、勉強会も。生活の知恵を知る展覧会

左から「木村石鹸工業」(大阪)のシミ抜きキット(3780円)、「アートブラシ」(東京)の毛玉取りブラシ(4320円)
「47 REPAIR & CARE -47都道府県の修理と手入れ展-」では、暮らしに関わる道具や衣服などの修理や手入れをしているメーカーや作家を、47都道府県から1つずつ選出。
「JewelryWorkshop GLENN」(山梨)が手掛ける、ジュエリーの磨き上げやサイズ直しなどの修理・加工の工程を知ったり、思い出の衣類を傘やアルバムなどにリプロダクトする「リシュラ(LOOP CARE)」(広島)の活動を見たり。取り組みの展示は、“長く使い続ける”という、これからの「もの」の消費のあり方を考えるきっかけとなるはず。
また、購入OKなアイテムも登場。なかでもおすすめなのが、老舗石鹸メーカー「木村石鹸工業」(大阪)の開発したシミ取りキット。目的別の洗浄剤と専用ブラシを使い、自分でシミ取りをすることができる。そのほか、「アートブラシ」(東京)の衣類の毛玉取りや革用などのお手入れブラシ、「フリーマム」(佐賀)の生地を痛めず消臭するスーツ用スプレーもお役立ち必至。


「うるしぬりたしろ」(岩手)の漆継ぎ
また、出展者が講師となって伝統の技術を直に学べる勉強会も開催。
4月21日(土)は「うるしぬりたしろ」(岩手県)による、割れた陶磁器を漆で直す「漆継ぎ」の勉強会(6000円)が行われる。用意された器を使って実際に漆継ぎを体験ができ、自宅にある直したい器を使うことも可能なのが嬉しい。また、5月24日(木)には修理だけお願いしたい人のために、見積もり無料の修理受付も登場する。
5月9日(水)は、クラフトバイヤー・日野明子さんに教わる台所道具のお手入れの基礎レッスン(3000円)を開催。まな板や土鍋、ステンレスやアルミの道具など、知っているようで実は知らないお手入れ方法を、きちんと学べるチャンス!


「尾山製材」(富山)のみつろうクリーム(革製品用10g、496円〜)
ものを長く使い続けるための技術を体験できる、ワークショップも見逃せない。
老舗石鹸メーカー「木村石鹸工業」(大阪)による、オリジナル・ルームスプレーづくり(1500円)を4月15日(日)に開催。除菌や消臭について学びながら、自分で精油を調合していく。
5月12日(土)は、「尾山製材」(富山)がみつろうクリームの使い方を伝授(3500円)。木工や革製品の乾燥によるひび割れを防ぐみつろうクリームを使い、楢材のプレートや鍋敷きを仕上げる作業を体験する。作業後は楢のチップで燻製したお菓子を食べながら、クリームの使い方や木製品の日頃のケア方法も学べる。
そのほか、5月20日(日)には角舘徳子さんによる青森の伝統技術「こぎん刺し」のワークショップ(3500円)の開催も。穴が空いてしまったりシミができてしまったけれど、まだ着られる衣類をこぎん刺しで修繕・補強する。縫いたい衣類を持っていき自分の手で蘇らせれば、いっそうお気に入りになるはず。
「47 REPAIR & CARE -47都道府県の修理と手入れ展-」で、全国で受け継がれる伝統技術を見て触れて、ものを“長く使い続ける”よさを実感しよう。