メラニア・トランプ(Melania Knauss)、ドナルド・トランプ(Donald Trump) photo : Getty Images

夫の大統領選出馬には大反対、当選が決まったときにはショックで泣いていたというメラニア・トランプ大統領夫人。実は過去に大統領と別れようとしていたことが明らかになった。

この事実を明らかにしたのはドナルド・トランプ大統領に関する新しい暴露本『The Trump White House: Changing the Rules of the Game』。著者のロナルド・ケスラーによると事件が起きたのは1998年9月。メラニア夫人が実業家だったドナルド・トランプと付き合い始めて数ヶ月経った頃だという。「メラニアはトランプ大統領と一緒に彼のプライベートジェットでフロリダにある別荘マール・アラーゴに行く予定だった。でもその前にニューヨークのトランプタワーの彼の部屋に行ってみると、そこにはモデルのカーラ・ヤングがいた」という。カーラはメラニアの前に約2年、トランプ大統領と交際していた女性。つまりトランプ大統領は今カノがフロリダに行っている間に元カノを部屋に呼んでいたということ!

カーラ・ヤング(Kara Young)、ドナルド・トランプ(Donald Trump) photo : Getty Images

「その場でメラニアは彼と別れようと決めた」「彼が持っているお金のこともマール・アラーゴや美しいアパートメントのことも考えなかった」というメラニア夫人。マール・アラーゴに送っていた服も「執事に連絡し送り返してくれるように手配していた」。その後トランプ大統領はメラニア夫人をなだめすかして、復縁するに至ったという。

1998年12月、事件が起きた後の2人。ドナルド・トランプ(Donald Trump)、メラニア・トランプ(Melania Knauss) photo : Getty Images

その後2005年にトランプ大統領と結婚したメラニア夫人。現在、息子のバロンが誕生した直後にトランプ大統領がポルノ女優と浮気をしていたことを知り、激怒しているという。この暴露本の内容が明らかになると、アメリカ国民からは「このとき別れていたら……」とメラニア夫人に同情する声も。夫人本人が今、復縁の決断をどう思っているのか知りたいところ。

text: Yoko Nagasaka