3月30日に放送された「あさイチ」(NHK系)をもって井ノ原快彦(41)と有働由美子アナウンサー(49)が、同局の柳澤秀夫解説委員(64)と共に同番組を卒業。3人の任期は、8年間に及んだ。有働アナは放送開始当時を回想した。
 
「思い出してみると、最初のころはコテンパンにやられたもんだな」
 
有働は当時、どんなことをしても批判があったと告白。番組内容だけでなく、“NHKらしくない”とセットにまでそれは及んだようだ。「あなたが出ていたら見たくないとか、いっぱい来て……。(あさイチの始まる)前を大事にしてくれればくるほど、違和感を探してしまうから」と有働はコメント。続けて井ノ原は、こう感謝した。
 
「そういう厳しい意見は本当にありがたいと思った。そのおかげで3人の絆が深まった。それでここまで来られた」
 
「ちょっとだけ“ロス”になってほしい」と思っていたことを明かした有働に「ロス、ロスってニューヨークって言ってみるんだよ、たまには」と柳澤がふざけると、「いい加減にしろよ!柳澤さんもう大好きだよ!」と井ノ原が叫んだ。最後まで“3人らしい”放送となったが、井ノ原が最後を締めた。
 
「みんな大好き。ありがとう。4月からも……シクヨロ」
 
Twitterでは3人に感謝する声と共に、同番組との思い出が上がっている。
 
≪朝の大事な時間でイノッチと有働さんの「おはようございます」の声と笑顔で1日「始まるぞ」「頑張るぞ」となっていました≫
≪辛い日やしんどい日もあったはずなのに変わらず笑顔を届けてくれて何度も励まされました≫
≪8年間本当にお疲れ様でした!ありがとうイノッチ!有働さん!ヤナギー!大好きです≫
 
4月からは博多華丸・大吉と近江友里恵アナウンサー(29)が同番組を引き継ぐ。井ノ原が「よくお受けしてくださったなって」と振ると博多大吉(47)は「わかります?井ノ原さんが思ってる5倍ぐらい嫌です」と緊張の様子を見せたが、はたして。4月2日から放送開始される、新体制の「あさイチ」も楽しみだ。