イマン(Iman) photo : Getty Images

故デヴィッド・ボウイの妻で1980年代&90年代にスーパーモデルとして活躍したイマン。今のファッション業界が多様性に欠けると指摘している。

雑誌アメリカ版『ハーパーズ バザー』のインタビューに答えたイマン。「私が仕事を始めた頃の方が今よりもたくさんの黒人モデルがいたわ」と1970年代後半を振り返った。「だからベサン・ハーディソンとナオミ・キャンベルと私で、何年か前にファッション業界に多様性が必要だという意識を高めるために活動を始めた。このことについてはマスコミにもCFDA(米国ファッション協議会)にも話をしている。だからランウェイやキャンペーンに変化が現れていると思うわ」とも。ベサンは元モデルで現在は社会活動家として活躍している。

ナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)、イマン(Iman) photo : Getty Images

スーパーモデルとして確固たる地位を築いているイマン。それでもソマリア出身であることを理由に彼女と仕事はしないというデザイナーもいるという。「もしデザイナーが私をボイコットするなら、私は彼をボイコットするべき。黒人のモデルを使わないデザイナーのブランドのバッグは買わないわ。私たちは実際に物事を向上させている人を祝福し、その人に光を当てるべき」。

人種や体型にとらわれない美の多様性を求める動きが高まっているファッション界。でも少なくとも人種の点では昔の方が多様だったということは、それはいつの間にか退化していたということ? これからファッション界が改めてどう多様化していくのか注目したい。

text: Yoko Nagasaka