25日夜に成田空港を離陸した直後の、マニラ行きセブ・パシフィック航空5053便が、エンジントラブルで緊急事態を宣言したにもかかわらず、国土交通省の管制官が聞き逃していたことが29日に分かった。共同通信が報じた。

 セブ機は成田空港に引き返し無事に着陸したが、空港は消防車を待機させるといった緊急時の受け入れ態勢を取っていなかった。

管制官、緊急宣言聞き逃す 成田空港、消防車出動せず(共同通信)