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公益社はこのほど、「葬儀リテラシー」をテーマにした意識・実態調査の結果を明らかにした。同調査は3月7日〜8日、20〜80代の喪主の経験がある男女500名を対象にインターネットで実施したもの。

喪主を初めて務めたときの年齢を尋ねたところ、その平均は「47.1歳」だった。「50歳未満」で喪主を務めた人は52%で、およそ半数を占めている。

初めて喪主を務めたときの故人の続柄を聞くと、最も多いのは「父」(61%)で、「母」(23%)、「配偶者」(7%)と続いた。喪主になることが決定したのはいつか尋ねると、47%が「通夜の直前(当日・前日)」と回答しており、心の準備ができないまま、急に喪主を務めることが決まったというケースが多いことがわかった。

故人の生前、葬儀について十分な話ができていたか尋ねたところ、61%が「話ができていなかった」と答えた。「話はしていたが、十分ではなかった」は24%で、「十分にできていた」は15%にとどまっている。その理由としては、「話すきっかけがなかった」(39%)が最も多く、「話す時間的なゆとりがなかった」(35%)が続いた。

喪主を務めた葬儀において後悔していることがあるか聞くと、49%が「ある」と回答した。具体的に聞くと、「本人の希望を聞いておけなかったこと、親戚や知人などの把握ができていなかったこと」(44歳・女性)、「安易に近所の葬儀会社へ依頼してしまった」(60歳・男性)など、事前の準備不足を後悔する人が多かった。

喪主を務めた葬儀において、想定外のことがあったか尋ねると、53%が「ある」と答えた。具体的には「費用が想定の2倍以上になった」(61歳・男性)、「冬場の混雑期で、火葬場がなかなか押さえられなかった」(73歳・男性)など、費用や火葬場に関する声が多くあがっている。

喪主になってから、葬儀に関する知識不足を感じたか尋ねたところ、68%が「感じた」と回答した。「喪主になる前から、準備に必要な知識・情報を事前に収集していた」人は27%で、「葬儀リテラシー」が低いまま喪主になった人が多いことがわかった。

喪主の葬儀に関する知識の有無は、葬儀の内容や満足度にも影響すると思うか聞くと、「そう思う」(76%)と回答した人が多くを占めた。

理想的な葬儀と比較し、自身が喪主を務めた葬儀に点数をつけてもらったところ、「喪主になる前から情報収集していた」人は、葬儀の満足度が平均76.5点だった。一方、そうでない人は平均66.6点で、約10点近くの差が生じている。