スキンケアやメイクの方法、ヘアケア、ダイエット、食事の摂り方が20代の頃のまま……という女性は多いはず。
しかし30代を迎えて、さらに35歳を過ぎても、以前と同じ美容方法を続けていては、かえって老けてしまうこともあるのです。 

ですが、ご安心を。大人の女性の美しさの質を高めてくれるちょっとしたテクニックを取り入れれば、20代までとはまた別の、圧倒的な魅力を引き出すことができますよ♪

そこで今回は、美容賢者が美のテクニックを教えてくれる本『& ROSY特別編集 35歳を過ぎたら知っておきたい美容テクニック101』から、厳選したスキンケア&ベースメイクテクニックをご紹介します。
正しい知識で美しさに磨きをかけ、新生活を迎えましょう。

35歳からすべき3大スキンケアは
「糖化ケア」「めぐりケア」「顔筋ケア」
(by 美容家・石井美保)

いつまでも若々しく美しい肌を保てるかは、30代で努力できるかできないかにかかっています。30代になり、エイジングケアの必要性を感じるようになったら、迷わずデイリーケアにお手入れをプラスしていきましょう。

必要なことは、まず、糖がたんぱく質と結合して起きる「糖化」を防ぐこと。
糖化が起きると、もともと透明であるコラーゲンやケラチンなどの肌を構成しているたんぱく質が変色してくすみの原因を作ります。
日ごろから糖質をおさえた食事を心がけ、「糖化」を防ぐためのコスメでケアするのがオススメ。

ふたつめが「めぐりケア」。
加齢による代謝低下により、血行不良が起き、肌のにごりの原因になってしまいます。
代謝アップと血行促進を意識して、炭酸入りの入浴剤を使って入浴したり、軽いウォーキングを日課にしたり、良質のたんぱく質を摂ることでもめぐりをよくすることができます。

最後が「顔筋ケア」。放っておくと、ほうれい線や小ジワが目立ったり、フェイスラインがもたついたりしてしまいます。加齢に伴うたるみやゆるみを防ぐために、顔の筋力をアップさせましょう。
オススメは、「ニッコリ固め」。やり方は簡単。口角を引き上げ、最大の笑顔を作ったら、そのまま両手の平で両頬を下から上に引き上げて2分間キープするだけ。意外とキツイけれど、顔の筋肉がしっかり動き、たるみとは無縁になれるはず。

 

35歳からは若作りメイクではなく
「+2歳見えメイク」
(By ヘアメイクアップアーティスト・イガリシノブ)

若作りメイクは、無理している感じがどうしても出てしまうので、逆に「+2歳」くらいに見える「品」を意識したメイクのほうが、抜け感がうまれ、ちょうど年相応の美しさや品格がでてきます。
コンプレックスをカバーすることばかりを考えるのではなく、全体の雰囲気のよさに重きをおいたメイクにシフトしていくのがオススメです。

ポイントは以下の7つ。

1. 眉毛と唇の「線」を強調するようにラインをとる

2. 大人の女性を絶対キレイに見せてくれる赤みリップを使いこなす

3. あえての「ボサ眉」でほのかな女性らしさを出す

4. 目のキワに必ず「ヌケ」を作るアイメイクをする

5. ブラックのアイライナーとマスカラは使わない

6. 白目のハイライトを利用する

7. ビューラーでまつ毛を上げすぎない

いかがでしたか?
気になるキーワードはありましたか? 

本書では35歳からの「スキンケア」「ベースメイク」「ポイントメイク」「ヘア」「ダイエット」「プチ不調対策」に関する101のテクニックを紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね♪

『& ROSY特別編集 35歳を過ぎたら知っておきたい美容テクニック101』
著者:& ROSY編集部