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 砂嵐とは、テレビ局の一日の放送が終わった後に流れる、雑音の混じった無放送状態をさすが、砂嵐にも数々の都市伝説があるとささやかれている。NHKの番組終了後には、砂嵐の中で受信料の未払い者の名前がテロップで流れているとも噂されていたが、最近では未払い者が多すぎて、朝の放送開始までに流しきれず、やめるに至ったという笑い話に変わっている。無論、都市伝説であるが…。

 また日本テレビの放送終了時には、ハトが飛び回る映像が流されていたのだが、日によって微妙にハトの動きが違っていたのだとか。あるいは砂嵐の中に男が姿を現し、明日死ぬ者の名前を呼ぶとか、自分の肉親の名前を呼ぶとも言われている。噂によると、この砂嵐状態の時間帯は、現実世界と死後の世界とが電波でつながっており、死者たちと交信できるのだという。つまり砂嵐の中の男は、死者というわけなのだ。

 砂嵐の中で明日起こる予言を流す、ノーカットのポルノ映画を流す、テレビ局員の不祥事を中継している…など、砂嵐をめぐっては多くの都市伝説が生まれている。

 突飛な例では、1980年代に噂された宇宙人による「テレビ電波ジャック」がある。噂によると80年代中期に、フジテレビ(日本テレビという噂もある)の深夜の放送時間帯、何物かが電波をジャックし、番組予定にない「第三の選択」というUFO番組が流れたと噂された。

 この番組は現実に存在するものだ。火星には水や大気があって、人類が暮らせる土地であるにもかかわらず、米国やロシア(番組内ではソ連)が結託してこの秘密を隠しているというものだった。実はこの番組、イギリスでエイプリル・フール用に作られたパロディ番組であったのだが、なぜか日本では真実を伝える「マジ」な番組としてゴールデンタイムに放送され、その後再び放送されたことがないプログラムである。

 それが突如、夜中に再放送されたと噂が立ったのだ。宇宙人が真実を人類に知らせるために電波をジャックしたとの都市伝説がささやかれたが、本当に突如再放送されたのかもしれない、奇妙な噂話であった。たとえ、再放送されてもエイプリル・フール用の番組なら、何ら問題はないのだが…。

 都市伝説は宇宙人さえも巻き込んでしまうようだ。監修:山口敏太郎事務所