ペップやシャビがそうだったように、イニエスタもキャリアの晩年を国外のクラブで過ごすのだろうか。(C)Getty Images

写真拡大

 バルセロナのサポーターは、これから1か月半に渡りヤキモキすることになりそうだ。アンドレス・イニエスタが現地時間3月14日、去就を4月中に決めると明らかにした。

 イニエスタは昨年10月、バルサと「生涯契約」を結んだ。だが、本人が新たな挑戦をめざすと決めれば移籍することができる。

 コンディションの問題で出場するか注目された14日のチャンピオンズ・リーグ決勝トーナメント1回戦第2レグ、チェルシーとの一戦に先発出場したイニエスタは、試合後に「僕の決断を君たち(メディア)が知るのは、クラブの後だ」と述べた(『ESPN』より)。

「4月30日までに決める。僕にとって、クラブにとって、もっとも誠実な決断を下すよ。まだ数週間残っている。選択肢はふたつだ。バルサに残るか、中国に行くか。契約を更新したときに言ったことからなにも変わってないよ」

 
 もちろん、エルネスト・バルベルデ監督はイニエスタがずっとバルサでプレーすることを望んでいる。だが試合後の会見で、「彼がどうするかは知らない。非常に個人的な決定だ」と、選手に委ねていると述べた。

「彼が自分で決めなければいけない。彼には彼の理由があるだろうし、自分とクラブにとって最善の決断を下すだろう。ただ、いまは我々と一緒にいる。我々は彼とともにいまを生き、良い形でシーズンを終えることだけを考えているよ」

 バルベルデ監督は、「あまり先のことを考えすぎないようにしよう」と、イニエスタが確実にバルサでプレーする今シーズンに集中しなければいけないと続けた。

「私はアンドレスがいないバルサのことを考えていない。いまは、彼が我々と一緒にいることを楽しんでいるのだからね」

 だが、イニエスタの今シーズン終了後の去就が世界的な注目を集めることは避けられない。今冬のマーケットでも中国行きが取りざたされたイニエスタ。下部組織出身の33歳のキャプテンにとって、バルサでのラストシーズンとなってしまうのだろうか。