『コーヒーが冷めないうちに』キャスト ©2018 映画「コーヒーが冷めないうちに」製作委員会

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川口俊和の小説『コーヒーが冷めないうちに』が実写映画化され、9月21日から全国東宝系で公開される。

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『コーヒーが冷めないうちに』は川口俊和が主催する劇団で舞台として上演されたのち、2015年に川口の小説デビュー作として書籍化された作品。昨年に刊行された続編『この嘘がばれないうちに』を含むシリーズ累計発行部数は84万部を突破している。

物語の舞台は店内のある席に座ると望んだ時間に戻れるという都市伝説のある喫茶店「フニクリフニクラ」。時間を遡るには「過去に戻って何をしても現在は変わらない」「過去に戻る席には先客がいて、席に座れるのは先客が席を立った時だけ」「過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでからそのコーヒーが冷めるまで。コーヒーが冷めないうちに飲み干さなくてはいけない」「過去に戻っても喫茶店を出ることができない」「過去に戻っても喫茶店を訪れたことのない人には会うことができない」という5つのルールがあり、映画版では、現代と過去を行き来しながら喫茶店で繰り広げられる4つの奇跡の物語が描かれる。

喫茶店「フニクリフニクラ」で働く主人公・時田数役を演じるのは有村架純。今回の発表とあわせてフニクリフニクラのセット内で撮影された有村のビジュアルが公開された。

さらにフニクリフニクラに通う美術大学生で、数に想いを寄せる新谷亮介役に健太郎、常連客のキャリアウーマン・清川二美子役に波瑠、留学と二美子の間で悩むエンジニア・賀田多五郎役に林遣都、若年性健忘症の常連客・高竹佳代役に薬師丸ひろ子、佳代の夫・房木康徳役に松重豊、実家の旅館を任せている妹から逃げ回る平井八絵子役に吉田羊、八絵子の妹・久美役に松本若菜、過去に戻れる席にいつも座っている謎の先客役に石田ゆり子、数の従兄で喫茶店の店主・流役の深水元基がキャスティングされている。

監督は現在放送中の『アンナチュラル』をはじめ、『夜行観覧車』『リバース』『私、結婚できないんじゃなくて、しないんです』『重版出来!』など数多くのドラマを手掛ける塚原あゆ子。塚原は同作で映画監督デビューを果たす。脚本は『リバース』『夜行観覧車』でも塚原監督とタッグを組んだ奥寺佐渡子が手掛ける。撮影は3月10日にクランクイン。4月中のクランクアップを予定している。

主演の有村架純は「自分が淹れるコーヒーで、人を過去に戻すことができる。自分にしかできない自分の仕事を、彼女はどう感じているのか、人々の人生に触れるたび、自問自答しながら彼女の瞳の奥にあるものが見えるように、繊細に紡いでいければいいなと思います」と意気込みを語っている。

また塚原あゆ子監督は「恋人、夫婦、姉妹、親子。誰もが共感できる、優しい人間ドラマが詰まった原作です。更に映像ならではのエンタメと個性豊かなキャストの笑いと涙を、丁寧に詰め込みたいと思います」とコメント。

原作者の川口俊和は「22歳から舞台の演出家として活動してきた僕にとって、自分の作品が映画になることは、夢ではありましたが、まさか現実になるとは思いもよりませんでした。この小説を愛してくださった読者の皆様と、本を店頭に並べていただいた全国の書店員の皆様の熱い想いのおかげだと思っています」と映画化への思いを明かしている。

■有村架純のコメント
ある喫茶店に勤める、普通にしてどこか孤独な掴みどころのない女性を演じます。
自分が淹れるコーヒーで、人を過去に戻すことができる。
自分にしかできない自分の仕事を、彼女はどう感じているのか、
人々の人生に触れるたび、自問自答しながら彼女の瞳の奥にあるものが見えるように、繊細に紡いでいければいいなと思います。
素晴らしい役者の皆さんと影響し合い、素敵な作品となるよう、頑張ります。

■塚原あゆ子監督のコメント
−1杯のコーヒーが冷めるまでの、ほんの短い時間でも、人生は変わる−
恋人、夫婦、姉妹、親子。誰もが共感できる、優しい人間ドラマが詰まった原作です。
更に映像ならではのエンタメと個性豊かなキャストの笑いと涙を、丁寧に詰め込みたいと思います。
ぜひ、大切な人と観に来て下さい。

■川口俊和のコメント
22歳から舞台の演出家として活動してきた僕にとって、自分の作品が映画になることは、夢ではありましたが、まさか現実になるとは思いもよりませんでした。
この小説を愛してくださった読者の皆様と、本を店頭に並べていただいた全国の書店員の皆様の熱い想いのおかげだと思っています。
でも、もしこれが「夢」なのだとしたら、せめて銀幕で流れるエンディングを見届けるまで冷めないでほしいです。