宇野昌磨、「デートよりもゲーム」 米エンタメ誌が異例特集「将来は大会参戦も」

銀メダルで海外でも人気爆発の宇野昌磨、趣味はゲームで「デートを成功させるよりも…」
平昌五輪のフィギュアスケート男子シングルで銀メダルを獲得した宇野昌磨(トヨタ自動車)。羽生結弦(ANA)の弟分として知られ、その愛らしいキャラは海外でも大人気となった。その私生活に海外メディアも注目。主にマンガやアニメ、映画など、エンタメを扱う米カルチャーメディア「comicbook」は宇野のプライベートを特集している。
優雅なスケーティングと、その愛らしいキャラで、海外の女性ファンを虜にした宇野。そんな20歳のプライべートに迫るべく、米のエンタメメディアが特集を組んだ。
「何もかも勝つことができなくとも、他人の言うことに全て耳を傾ける必要はない。日本の銀メダリスト、ショーマ・ウノは、側に立つ金メダリストのユヅル・ハニュウが頂点を支配した後、もう一つのスポーツを見据えていた」
記事では、こう書き出し、宇野という人間を紹介している。
「ウノによると、ビデオゲームは彼の熱心な好奇心の象徴となっている。彼はデートを成功させるよりも、ゲームでどのように勝つかに壮大な闘志を燃やしているのだ。あくまで冗談の域なのかもしれないが、それでも、ウノが競争的なゲームにのめり込みんでいる時の姿は強烈な印象を与える」
宇野にとっての関心は恋愛よりもゲーム、「関心は膨らみ続けている」
日本では宇野のゲーム好きは有名だが、米国のエンタメメディアも放っておかなかったようだ。そして、この件に関する宇野のコメントを引用する形で紹介している。
「2010年バンクーバー五輪の際にマオ・アサダはフィギュアスケートを除いた目標の1つに恋愛を挙げていた。それを引き合いに出し、ウノに尋ねると『ん?恋愛?僕の両手はビデオゲームのコントローラーと、あとはスケートで埋まってしまっている。僕のゲームへの関心は依然として膨張してきている。いずれビデオゲームの大会に参戦することを考えている』と語ったという」
なんと、恋愛よりもゲームとスケートに重きを置き、将来はゲーム大会(eスポーツ)への参戦にも意欲を示しているという。
記事は「ウノは五輪での戦いを終え帰国しても、今度はオンライン上でのゲームの戦いが待ち受けているかもしれない。それは時が経てばわかるだろう」と締めくくっている。
スケーターとしても輝きが増し続けている宇野。トップスケーター、そして、トップゲーマー……。近い将来、異色の“二刀流”を実現させるかもしれない。(THE ANSWER編集部)