スノードン伯爵(Lord Snowdon)、マーガレット王女(Princess Margaret) photo : AFLO

エリザベス女王の妹で、恋多き女性として有名な故マーガレット王女。エリザベス女王が彼女の恋愛をどう思っていたのか、本音が明らかに!

マーガレット王女といえば10代終わりから20代初めにかけて、ピーター・W・タウンゼント大佐と恋をしていたことで有名。でも16歳年上で離婚歴がある大佐との結婚は英国国教会が許さず、国教会の首長であるエリザベス女王も立場上認めることはなかった。結局、王女と大佐は別れざるをえないことに。

その後、王女は写真家のアンソニー・アームストロング・ジョーンズと結婚。アンソニーは爵位が与えられスノードン伯爵となった。でも彼の浮気や遊び癖が原因で結婚生活はすぐに破綻。ちなみに王女はタウンゼント大佐が他の女性と結婚したのを知って、自暴自棄になってアンソニーと結婚したという噂も。

マーガレット王女(Princess Margaret)、ロディ・ルウェリン(Roddy Llewellyn) photo : AFLO

その後、友人のレディ・アン・グレンコナーに紹介された17歳年下の造園家ロディ・ルウェリンと恋に落ちた王女。法的にはまだスノードン伯爵と結婚していたので、年下男性との交際は大スキャンダルに! でも王女はロディと別れず、8年に渡って不倫関係を続けたという。これでスノードン伯爵との結婚は完全に崩壊、王女と伯爵は離婚することになる。

エリザベス女王(Queen Elizabeth)、マーガレット王女(Princess Margaret) photo : AFLO

こんな波乱万丈すぎる恋愛遍歴を持つ王女。そんな王女をエリザベス女王がどう思っていたのか、イギリスのチャンネル5の制作したドキュメンタリー番組「Elizabeth: Our Queen」の中でレディ・グレンコナーが明らかにしている。「女王にとってマーガレットの恋は難しい問題でした。私はロディをマーガレットに紹介したことを後悔していました」。

でも女王の中には相反する感情も。「でもマーガレット王女の葬儀の後、女王はこう言いました。『当時は困ったことでしたが、あなたがマーガレットにロディを紹介してくれたことを感謝しています。ロディは彼女をとても幸せにしてくれたから』。

タウンゼント大佐との結婚を認めなかったことから、その後長い間確執が残ったと言われているエリザベス女王とマーガレット王女。でも女王が王女の幸せを願っていたのは明らか。女王の愛ある一面、でも女王としてそれを見せられなかったつらさを見せてくれるエピソードと言えそう。

text: Yoko Nagasaka