女はカラダを通じて心を抱いて欲しい。恋と孤独を知る女子が涙する大人の映画『娼年』

写真拡大 (全4枚)

◆女はカラダを通じて心を抱いて欲しい。恋と孤独を知る女子が涙する大人の映画『娼年』

現実の恋や結婚でふと感じる孤独。年齢や容姿、趣味のコンプレックス。そんなときは想像してほしい。松坂桃李があなたの心とカラダを裸にしてくれるのを。領(リョウ)は奇妙な試験に合格し、会員制のコールクラブで働くことに。そこで出会う顧客は、年代もステイタスも様々な欲望を秘めた女たちだった…。石田衣良原作の直木賞候補作が舞台版を経て映画化。センセーショナルな内容で、間違いなく今春いちばんの話題作に!


原作小説も舞台も多くのファンが女性たちが共感。舞台版の松坂桃李主演×三浦大輔演出コンビふたたび
2001年、作家・石田衣良は「現代の愛と性」をテーマに長編小説を書いた。全編ベッドシーンのその衝撃作「娼年」は直木賞候補に、2016年には松坂桃李主演で舞台化。舞台版ではリアルな愛の描写が話題となりチケットは即完売、当日券売り場には長蛇の列ができた。観客の多くは女性だったそう。そして、性行為を通して女たちの心が癒され、ひとりの青年が成長していく「娼年」の世界観そのままに完全映画化。映画こその親密な距離で『娼年』の魅力を堪能して。


背中のホクロの位置まで知ってしまった!セクシーな松坂桃李にドキドキが止まらない
映画『娼年』のラブシーンは、これまで観た映画のどれより衝撃的だと想像して映画館に出かけて欲しい。最初は圧倒されるが物語が進むにつれ「人が体を重ね合わせる理由」を問う映画だということに気付く。舞台版に続き主人公の“娼夫”森中領を演じるのは松坂桃李(29)。派手でも話し上手でもなく、一度は入店試験も落第する領。この「普通なのにVIPクラスの娼夫」となっていく難役に自分のすべてをさらけ出し、向き合う姿に感動するはず。


「今すぐ、領くんとしたいな」。領を圧倒する女たちの広く、予測不能な欲望
領を“買う”女性たちの中には、セックスレスに悩む主婦、夫を亡くした老婦人、ある条件下での快感を求める者もいる。普段は手に入れることができない(または手に入れてはいけない)夢の時間を領と過ごしてまた現実に戻っていく。領が思いがけず人気の娼夫になっていくのは、彼女たちの欲望や想いにそっと寄り添い、コンプレックスさえも魅力に感じることが自然にできるから。この映画であなたの秘密の欲望もうずくかもしれない。