「ロバート秋山のウソ枠」第2弾で、時江田佑に扮した秋山竜次

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日本テレビでは、ロバート・秋山竜次によるバラエティー「ロバート秋山のウソ枠」の第2弾を、2月24日(土)深夜(関東ローカル)に放送する。

【写真を見る】時江田佑が“生SPM”でスーパーマーケットを救う!?

秋山が「ニッポンのテレビ番組」を丸ごとパロディー化し、全編「うそ」で展開される同番組。第2弾となる今回は、スーパーマーケットで流れるBGMを専門に制作する“スーパーマーケットミュージシャン”時江田佑に扮した秋山にカメラが密着。前代未聞の「スーパーマーケット店内での生ライブ」に挑む様子などを追っていく。

放送に先がけ、秋山本人にインタビューを敢行。前編となる今回は、実際のスーパーで行われた撮影の裏側や、秋山のキャラクターを演じることへの思いなどを語ってもらった。

■ スーパーのBGMは「何か笑っちゃう」

――スーパーという特殊な環境でのロケとなりましたが、今回の撮影を終えられていかがでしたか?

そうですね、こんなにスーパーでガッツリロケをすることはなかなか無いので…。本当に、協力的なスーパーでしたね(笑)。スーパーの店長さんがいらっしゃって、本編でも協力してくださったんですけど、(店員さんやお店が)大丈夫なのかなと思って店長さんに話しかけたら、「全然大丈夫ですよ。僕年間200本テレビ出てるんで」って言われて(笑)。

年間200本テレビ出ている店長さんがいらっしゃるスーパーってなかなか無いと思うので、「そりゃあ大丈夫だろうな」と思いましたね。「すごい店見つけたな」と。ほとんどスタジオのような感じでやらせていただきました。この「ロバート秋山のウソ枠」は、回数で言うとまだ2回目ですけど、本当に大々的に、贅沢にやらせていただいているので、楽しくてしょうがないですね。

――今回秋山さんが演じられた「時江田佑」というキャラクターについて、誕生のきっかけなどを教えてください。

もともと“音ネタ”みたいなことはロバートのコントでもやっていましたし、自分で曲を作ったりもしていたんですけど、僕は昔から、自分の耳に残るのがCMソングとか(身近な音楽)だったんです。

すぐにそれを完コピしたり、信号の音とか、電子レンジの音とか、いろんなメロディーを好きでまねしていたんですけど、その中の一つとして、スーパーに行ったときに流れている、何とも言えない力の抜けるような音、何の楽器(で演奏している)かもわからないBGMがものすごく好きで。

スーパーに行くたびにそれが耳に入ってきて、何か笑っちゃうんですよね(笑)。何でみんなこの音質なんだと。そういう、そこだけに特化したプロの人がいても面白いなと思って。

いろいろなBGMを作られているミュージシャンの方はいらっしゃいますけど、スーパーマーケットだけをやっているって人は恐らくいないかなと思ったので、それを今回ちょっとやってみようかなと。いた場合どうしようかなと思ってますけど(笑)、もしいたらその人と対談してみたいですね。

■ 「前回見た人から『あれは何だったんだ』って(笑)」

――前回の「ウソ枠」第1弾では、“テレビの親”大場波之助というキャラクターで、完全に偉人として、ほぼ写真や音声のみで出演されていましたが、今回は店員さんやお客さんとの絡みもあって、かなりテイストの違うものになっていました。そのあたりはいかがでしたか?

前回がまた、あまりにも自由にやらせていただいて。何なら前回に関しては、貴重な30分の枠なのに写真が多かったので…(笑)。「やっぱり動画でも出たいな」という思いはありましたね。

そういうこともあって、今回は自分がちゃんと動画で、動いているものがいいなと思っていましたので、「スーパーマーケットのやつがいいかな」と。なので、(前回と)違いはあるかなと思いますね。

“テレビの親”の第2弾も考えていたんですけど、さすがに二回連続写真のみの出演は…。ちょっと「もったいなさ過ぎるだろ」って話なので、やっぱり動いた自分を見せたいですよね。

――そんな前回の放送を受けて、周囲の方からの反響などはありましたか?

結構たくさんありましたね。あまりにも急に、関東だと土曜日の深夜にいきなりあれが流れたので、「あれは何だったんだ」ってだいぶ言われましたね(笑)。リビングでテレビを見ていた人からしたら、何の前フリも無くいきなりあれが始まるわけですから、それを(ネタだと)気付かずに普通にドキュメントとして見ていた人もいたらしくて。

しかも“テレビの親”みたいな内容なので、音声だけを聞いているとそのまま(ドキュメンタリー風)なので、結構途中から気付かれた方もいらっしゃったと思いますし、結構衝撃的な30分だったんじゃないかと思いますよね。

それから、テレビはもちろんのこと、Huluとか配信の方でも反響がすごかったと聞いていますし。それはうれしいですよね。最初の放送は関東ローカルなんですけど、その後少しずつ関東以外に広がったりもしたそうで。そんなに時期的なものではないので、前回のものも見てもらいたいですね。

――これまでキャラクターをたくさん演じてこられたかと思いますが、ご自身でキャラクターを作りこみ過ぎて「キャラが抜けない」といったことはありますか?

んー、無いですね(笑)。やっぱり頭イカレちゃってますからね(笑)。それが多分、多重人格だとか、そういった精神面の病気なのかなと思いますけど(笑)、「キャラが抜けない」ってことは無いですかね。

――逆に、たくさんのキャラクターを演じ続けるが故に、ちょっとご自身を見失いそうになることなどは…。

自分を見失うタイミングですか? んー…、無いですね(笑)。僕その辺はしっかりしていますから。さすがに見失うまでは無いですね。ただ、ここ一週間ほとんどキャラになっているので、逆に「素で仕事するのは久々だな〜」みたいなことはやっぱりあります(笑)。

「あれ、カツラも着けてないし、いいのかな? これで」っていうのはあって、そういう時にちょっと、ヒゲを描いたりすることはありますね。描かなくていいのに、「やっぱりヒゲ一発書いておこうか」っていう。普通にしていればいいのに、あまりにも普段扮装していることが多いので、ちょっと寂しくなっちゃって。

でも、カツラまで被ると違和感が出ちゃって、番組やほかの出演者の方を邪魔しちゃうので、少しヒゲ描いたりとか、眉毛伸ばしたりとか、そういう対処をして発散しています(笑)。顔に何かあると、やっぱり落ち着くんですかね。キャラクターをやっていると、何か欲しくなっちゃいますよね。

■ 「役に入るための呪文のようなものがある」

――秋山さんの中で、キャラクターに入る「スイッチ」のようなものはありますか?

やっぱりこう、一回目をつぶって、空を見上げて、太陽の光を浴びますね、少し。それで、ご先祖様に感謝しつつ…(笑)。なので、スッとはならないですね。あとは、(役に入るための)呪文のようなものがあるので。

これはまだ誰にも公開していないんですけど、それをずーっと言っていると、自然とキャラになっていますかね。で、数珠を持っているので。それが無いとダメかもしれないですね。

――ロバートのお三方で、コントとしてキャラを演じることと、今回のように秋山さんお一人でキャラを展開していくこととの、一番大きな違いはどんな点なのでしょうか。

やっぱりコントでは山本(博)というツッコミがいますから、そこでまず「ボケですよ」っていう個所が一撃でわかるじゃないですか。でも僕一人の時は、視聴者の方にツッコんでもらっている感じがするので。今回もVTRの中では一度もツッコんでいないので。店員さんもツッコんでいないですし。

なので、見ている方々が協力して「ここボケたな」とか、ツッコミながら楽しんでいただきたいですよね。やっぱりロバートの中でやることとは全く違いますから。もちろん、必ずその場で笑いにはしていますけどね。コントとはちょっと違うかな。(ザテレビジョン)