ソニーのワイヤレスヘッドホン入門機「WH-CH400」

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 ソニーは新生活の学生向けワイヤレスヘッドホンの入門機として、ワイヤレスステレオヘッドセット「WH-CH400」と「WI-C300」を3月10日に発売する。価格はオープンで、税別の実勢価格は、オンイヤータイプの「WH-CH400」が5500円前後、コンパクトなインイヤータイプの「WI-C300」が6000円前後の見込み。

 ターゲットはワイヤレスヘッドホンに興味があり、通学や家で勉強中にヘッドホンを使う中高生。ヘッドバンド型「WH-CH400」は最大20時間の長時間ワイヤレスリスニングが特徴。重さは約107gの軽量で、カラーはブラック、グレー、ブルー、レッドの4色。

 「WI-C300」は、空気の通気量を調整する孔を小さくし、音漏れを低減した。高磁力ネオジウムマグネットを搭載し、クリアな中高音と、重厚でパワフルな低音を再生する。最大連続再生時間は最大8時間で、充電時間は約2時間。重さはわずか約15gで、カラーはブラック、ブルー、ホワイト、レッドの4色。

 ワイヤレスステレオヘッドセット「WI-C400」との違いは、エントリーモデルの高音質はそのままに、ネックバンドスタイルではなく首に沿うゴム製にした点と、持ち運びに便利なコンパクトサイズにした点だ。ただ、「WI-C400」では最大20時間だったバッテリの持ちは短くなっている。

 2機種共通の機能として、本体の再生ボタンを長押しすると、Bluetooth接続したスマートフォンの「Siri」や「Googleアプリ」などの音声アシスタントを呼び出せる。ワイヤレスでも高音質なサウンドを実現するBluetoothコーデックの「aptX HD」にも対応している。