写真家・かくたみほさんの写真展でフィンランドを感じよう

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◆写真家・かくたみほさんの写真展でフィンランドを感じよう

週末、旅に出なくても都内や東京近郊で旅気分を味わえる、イベントやお祭りを紹介。今回は、東京・京橋の「72Gallery」で2018年2月21日(水)〜3月4日(日)に開催する写真家・かくたみほさんの写真展をキャッチアップ。フィンランドをテーマにした2冊目の写真集『光の粒子』の撮影エピソードと写真展について聞いてきた。心の奥にじんわり沁みてくる“フィンランドの光”を味わいに出かけて

◆女性写真家・かくたみほさんが見つけたフィンランドの優しい“光”に包まれた作品に触れて

白夜の太陽が照らす神秘的な光の道
10年前からフィンランドを撮り続けてきた女性写真家・かくたみほさん。最近では、フィンランドを撮る女性写真家といえば彼女の名前があがるほど。今回の写真展は、昨年発売されたフィンランドの写真集『MOIMOI そばにいる』に続いて、2冊目となる『光の粒子』の出版記念写真展として東京・京橋の「72Gallery」で開催される。

彼女が一枚一枚暗室で手焼きしたオリジナルプリント34点が展示され、写真集に収録していない写真もこの写真展限定で見ることができる。特に編集部が気になったふたつの写真と写真展について語ってもらった。

「10年間フィンランドを撮り続けて2冊目となる今回の写真集のテーマは「光」。フィンランドの人にとって貴重ともいえる光の一瞬を集めました。この光の道のような写真は、サンタクロースがいるラップランドで撮った写真です。日中撮影したように見えますが、実は深夜1時ごろに撮影したもの。ラップランドの夏は白夜で24時間太陽が沈まない地域。その沈まぬ太陽が穏やかに優しくひと筋の道を照らし神秘的な光の風景です」(かくたさん)


街の中の光に集うフィンランド人の日常
フィンランドの自然や動物の写真が多いかくたさんの作品だが、今回はフィンランドの街の写真も楽しめる。街の人が笑顔で踊る楽しそうな写真は、毎年行われるヘルシンキの“ニシン祭り”で撮影したもの。

「毎年10月にヘルシンキで行われるニシン祭りで撮影した一枚。港のマーケット広場にはニシン料理やニシンの瓶詰め、ニシンサンドなどの露店が並び、とても賑わう祭りです。この写真は、その祭りで見つけた風景。テントのあたたかな光にあつまるように街の人が集い踊る姿は、見ているだけで幸せな気持ちになります。

写真展では、写真集に収録しているものの写真のほか、写真展のために選んだ“フィンランドの光”を感じられる作品を全34点を展示。3月3日には今回お話したような撮影エピソードを話すトークイベントもあります。ぜひフィンランドを感じに遊びにきてください」(かくたさん)

3月3日(土)には、今回伺ったような撮影秘話などが聞ける「スライドトーク&サイン会」も開催。フィンランド好きだけでなく、写真好きの人も楽しめる写真展だ。


『光の粒子』 かくたみほ・著 3240円(求龍堂)
写真展では先行して写真集も発売
2018年2月26日(月)の発売を記念して開催されるこの写真展では、手焼きしたオリジナルプリント展示のほか、発売前の写真集を買うこともできる。写真集発売にあたり「ミナ ペルホネン」の皆川明さんが帯のコメントを寄せてくれているのにも注目! かくたさんのインスタグラム(mihokakuta)でも写真集など活動を発信しているのでチェックしてみて。