カーリング日本女子代表のおやつタイム(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

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快進撃が続いている平昌五輪でのカーリング日本女子代表。そんな氷上の熱戦とともに、ハーフタイム(休憩時間)中に各チームが食べる「おやつ」に注目が集まっている。

“氷上のチェス”とも表現されるカーリングは、1チーム4人で構成。各選手がストーンを順番に投げ、体だけでなく頭も使うスポーツだ。さらに、1試合が2時間半以上と長時間に及ぶことから、ハーフタイムが設定されている。

この時間に消耗した体力などを回復するため、水分に加え、お菓子やフルーツなどの栄養をとることが許されているのだ。オリンピックではこの様子も映し出され、日本チームは、そのかわいらしい北海道弁の会話と相まって「おやつタイム」が人気を集めている。

そして17日、女子日本代表がOAR(ロシアからの個人出場)に10-5で快勝。このときの「おやつタイム」で食べられていた、ある菓子が話題になっているのだ。

その菓子は、「赤いサイロ」というチーズケーキ。女子代表が活動拠点とする北海道北見市に本店を構える清月の人気商品だ。北海道産の牛乳と卵、練乳、小麦粉を使用した商品で、JALの茶菓子に採用された実績もあるという。


赤いサイロ(清月ホームページより)

今回映像に映ったのは、ほんの一瞬だったが、同社Twitterの公式アカウントが19日、おやつタイムの一コマとして、画像とともに「赤いサイロ確かに食べていただいてます!! ありがとうございます!!」と投稿。

ライブドアニュース編集部では、反響について取材したところ、同社の担当者は「映ったのは一瞬でしたが、その後にネットで拡散されたようで、徐々に全国からの注文が増えました。ありがたいことに、通常の倍以上ですね」と、現在の状況に驚いている様子。在庫はまだあるものの人気商品なことから、今後の注文次第では発送に時間がかかるかもしれないということだった。

なお、おやつタイムに「赤いサイロ」が食べられていることは以前から知っていたという。昨年には、スキップの藤沢五月選手が同社を訪れ、「赤いサイロを食べています」と色紙に書いてくれたというのだ。

最後に担当者は「カーリングと一緒に注目されて大変ありがたいです。地元のお菓子を食べて、これからの試合も頑張っていただきたいです」とエールを送っていた。

【OAR戦のおやつタイム】


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