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スタートトゥデイの採寸用ボディースーツ「ZOZOSUIT (ゾゾスーツ)」の配送が31日に開始された。一方で、生産数が予約数に追いつかないため、配送されるまで最長6カ月程度かかる可能性もあるという。

ZOZOSUITは、スタートトゥデイとニュージーランドのソフトセンサー開発企業StretchSenseが共同開発した、伸縮センサー内蔵の採寸用ボディースーツ。トップスとボトムスの上下を着用し、スマートフォンとBluetoothで接続することで、着用者の体のサイズが瞬時に計測できるという。当初は2017年11月末頃に発送予定だった。

スタートトゥデイは31日、「ZOZOSUITのお届けについて」と題したメールをZOZOSUITの予約ユーザーに配信。メールでは、ZOZOSUITの配送が31日に開始されたこと、予約過多のため配送が最大6カ月程度かかる可能性があることが記されている。合わせて、同社は生産体制を大幅に増強し、納期の短縮に務めているともする。

ZOZOSUITで収集したデータは、同社のプライベートブランド「ZOZO」の商品に役立てられる。同社は31日、プライベートブランド「ZOZO」の販売開始も案内した。「ZOZO」商品サイトでは、31日時点でTシャツとデニムパンツの2アイテムがラインナップ。Tシャツは税込1,200円で4カラー、デニムパンツは税込3,800円で3カラーが用意されている。

これらの製品はZOZOSUITで採寸したデータを元に作られるため、購入にはZOZOSUITによる採寸データが必要だ。購入者は自身の体型に合ったサイズで注文でき、加えてユーザー自身による細かなサイズ調整も可能という。

同社は商品1型あたりで数千から数万種類に及ぶサイズパターンを作成し、それらを高品質、短納期、低価格で製造するため、「今までにはあり得なかった方法で、オーダーメイド注文に対応するための生産ラインを確立した」としている。