初のアコースティックライブツアー中の今井麻美さん。このツアー『今井麻美アコースティックライブツアー 2017-2018』の京都公演が、2017年12月28日(木)にロームシアター京都 サウスホールにて開催された。

前回のアコースティックライブツアー初日となった軽井沢公演から1ヶ月が経ち、今井さんもバンドメンバーも更に磨きがかかった様子のツアー2日目。今回、このライブのオフィシャルレポートが到着したので紹介する。



■『今井麻美アコースティックライブツアー 2017-2018』京都公演オフィシャルレポート

2017年12月28日(木)、京都府の「ロームシアター京都 サウスホール」にて『今井麻美アコースティックライブツアー2017-2018』京都公演が開催された。

前回のアコースティックライブツアー初日となった軽井沢公演から早くも1ヶ月が経ち、今井麻美もバンドメンバーも更に磨きがかかった様子のツアー2日目。

前回の公演と同じくバンドメンバーが登壇してイントロダクションが終わるとステージが暗転。照明が明るくなると着物に身を包んだ今井麻美がステージ中央に登場。京都だからこそといった衣装による登場に早くも歓声があがった。


1曲目に『この雲の果て』が披露され、最初のMCで今回の衣装や四季をテーマにしたステージについて説明すると、春のパートとして『想いの羽根〜Angelic White〜』『Dear Darling』を続けて披露。

今回は軽井沢公演に続いて四季をテーマにしたステージ構成ではありながらよりコンセプチュアルな内容となっており、ステージ毎の季節にある行事のストーリーや四季の移り変わりを想起させるようなストーリー性のあるMCが合間合間で語られていった。


夏をテーマにしたステージではインストゥルメンタルを挟んでから『夏色Sunshine Flower』『朝焼けのスターマイン』『Rain〜てのひらのアンブレラ』を続けて歌唱すると、MCを挟んで朗読劇コーナーへ進んだ。

京都で披露されたのは「竹取物語」。今まで聞いたことある昔話でも、贅沢なストリングスの生演奏BGMを添えて、情感たっぷりに読み聞かせられるとはじめて知る物語であるようにも感じる。続けて文部省唱歌である『故郷』を歌い上げると会場からは自然とあたたかな拍手があがった。公演は早くも後半に入り、秋パートでは『散花の祈り』『カンパネラ』『Tender Is The Night』を披露。


『散花の祈り』は先の「竹取物語」の要素が含まれた楽曲でもあり、今回公演にぴったりの1曲だった。

四季としては最後にあたる冬パートでは今井麻美とピアノとヴァイオリンとチェロの4人によって演じられた『星屑のリング Midnight glitter ver.』や『オーロラの音』『rinascita』を歌い上げて一度ステージから退場した。

それからバンドメンバーによるインストゥルメンタルが演奏された後、アンコールともいえるパートで今井麻美はライブツアーTシャツに着替えて再登場。


MCではまだまだ話し足りないといった様子だったが、これは次回の鎌倉にということで『雪原のカルマ』『ガーベラ〜今年の花』『unknown world』の3曲を熱唱、京都公演を締めくくった。

今井麻美は公演中で「今年でもトップクラスに調子が良い」と語った本公演だったが、その言葉の通り最初から最後まで歌声をホールいっぱいに響かせ、ツアー2箇所目もまた記憶に残る公演となった。

そして1月28日(日)、ツアーファイナルのチケットは完売となってしまったが鎌倉芸術館 小ホールにて鎌倉公演が行われる。


『今井麻美アコースティックライブツアー 2017-2018』
2017年12月28日(木) ロームシアター京都 サウスホール セットリスト


M-1 この雲の果て
M-2 想いの羽根〜Angelic White〜
M-3 Dear Darling
M-4 夏色Sunshine Flower
M-5 朝焼けのスターマイン
M-6 Rain〜てのひらのアンブレラ
朗読劇(竹取物語)
M-7 故郷(カバー)
M-8 散花の祈り
M-9 カンパネラ
M-10 Tender Is The Night
M-11 星屑のリング Midnight glitter ver.
M-12 オーロラの音
M-13 rinascita
M-14 雪原のカルマ
M-15 ガーベラ〜今年の花
M-16 unknown world