マリオン・コティヤール(Marion Cotillard) photo : Getty Images

セクハラ撲滅の動きが広がるハリウッド。養女のディラン・ファローから性的虐待で告発されているウディ・アレンに対する批判の声も上がる中、かつて彼の作品に出演したマリオン・コティヤールが現在の心境について語った。

レベッカ・ホールやティモシー・シャラメ、セレーナ・ゴメスなどウディ・アレンの作品のギャラを、セクハラ被害者を支援する基金「Time's Up」に寄付するセレブたち相次ぐハリウッド。先週末にはコリン・ファースも「彼の作品には二度と出演しない」と声明を発表している。

2011年にアレンの作品『ミッドナイト・イン・パリ』に出演したマリオン・コティヤールも最近のインタビューでアレンについて語った。「彼と一緒に仕事をしたとき、自分に問いかけなかったことを告白しなくてはいけない。私は彼の私生活についてあまり知らなかった」というマリオン。アレンが養女のスン・イーと結婚したことは知っていたし「それは変なことだと思ったけれど、知らないことをもとにその人をジャッジしたくなかった。彼が何をしたのか、何をしなかったのかについて私はとても無知だった」。

今後、アレンと仕事をする可能性についても触れたマリオン。「今、彼に出演をオファーされたらもっと深く考えると思う」と、今後は出演しない可能性を匂わせた。さらに「彼が私にオファーするとは思えないけれど。アレンとの仕事はとても奇妙な経験だった。彼の仕事は尊敬しているけれど、撮影現場で彼と関わり合うことはなかったの」。

またフランス出身の女優の中にはカトリーヌ・ドヌーヴを始めハリウッドで起きているセクハラ撲滅運動に批判的な姿勢をとる人もいるけれど、マリオンは支持派。「今起きているこの革命は必要なものだし素晴らしいものよ」とコメントしている。

ディラン・ファローが改めて証言したことで、アレンの虐待に再び注目が集まっている。彼の作品への出演を拒否する俳優たちが今後も増える可能性は大。今後のアレンの監督人生に影響が出るのは間違いなさそう。

text: Yoko Nagasaka